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サンマリノGP、予選後の続報と各ライダーのコメント
インテリマーク編集部
2007年9月2日

豪雨により午後の予定が全てキャンセルになった初日とは大きく異なり、9月1日のミサノサーキットは晴天に恵まれ、サンマリノGP2日目のMotoGP予選が良好なドライ路面の中で行われている。
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ここでは、現地スタッフの夜通しの水抜き作業により快適なドライ路面となった2日目MotoGPクラス予選後の続報、ならびに各ライダーのコメントなどを紹介する(予選中の時系列な流れはこちらの記事を参照)。


■怪我人の情報、メランドリが午前に激しい転倒

写真ミサノ2日目のMotoGPクラスは、セーフティー・カーでさえ走行不能になる前代未聞の豪雨と冠水状態によりキャンセルされた初日午後の追加セッションを補う形で、午前に2時間連続してのロング・フリー・プラクティス・セッションが設けられたが、この中でグレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリは走行7周目にコーナリングを失敗、流れ気味になったリア・タイヤがアスファルトからはみ出し、ハイサイドに近い状態となって高速走行のままマシンから投げ出された。

■幸いメランドリに打撲以外の深刻な怪我はなし

マシンはグラベルを激しく転がりながら最終的にタイヤバリアを飛び越えて大破したが、メランドリはあまり大きく転がる事なく路面とグラベルの上を滑走し、背中と骨盤を強打したものの、ブルノGPで発症した首のヘルニアに新たなダメージを受ける事はなかった。

クリニカ・モバイルでのレントゲン検査の結果、メランドリには打撲以外に骨折などの深刻な怪我はなく、午前のセッション終盤にメランドリはピットに戻り再び走行を再開、午後の予選にも出場している。

■ブルノよりも左足の痛みに苦しむエリアス
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また、アッセンで左の大腿骨を骨折し、前回のブルノからレースに復帰したグレッシーニ・ホンダのトニ・エリアスは、体調的には前回のブルノよりは良くなっているものの、足の痛みはタイト・コーナーの多い今回のミサノの方が激しいと語っている。

「方向転換が多いしブレーキングも多いので全く休む暇がなく足にはかなり辛い状態が続いているので、レースでは無駄のない走りに心がけ、ブルノよりも高いポジションで完走したい」と5列目15番グリッドを獲得したエリアス。

■復帰直後のホフマンは体力の回復が課題
写真
アメリカGPで左手のひらの骨に深刻な重傷を負ったプラマック・ダンティーンのアレックス・ホフマンは、今回のミサノからレースに復帰できた事を大変に喜んでいるが、体力的にはまだ厳しいようだ。

最後尾となる19番手で予選を終えたホフマンは「分かってはいたが、リハビリを終えたばかりなので2〜3周を走るだけでも体力的には厳しい。ただ、レースタイヤでの感触は予選タイヤよりもいいので、今回は予選結果よりも高い順位をレースで獲得する事を目標としたい」と語っている。


■午前のフリー・プラクティス(2時間)の結果

以下に、気温21度、路面温度26度、湿度67%と低めの温度条件の中で行われた2時間のフリー・プラクティス2の結果を示す。
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1) ケーシー・ストーナー AUS ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP7 1分34秒714
2) バレンティーノ・ロッシ ITA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 1分35秒230
3) アンソニー・ウエスト AUS カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 1分35秒582
4) カルロス・チェカ SPA ホンダ・LCR RC212V 1分35秒644
5) コーリン・エドワーズ USA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 1分35秒660
6) クリス・バーミューレン AUS リズラ・スズキ・MotoGP GSV-R 1分35秒708
7) ランディ・ド・ピュニエ FRA カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 1分35秒778
8) ニッキー・ヘイデン USA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 1分35秒850
9) ダニ・ペドロサ SPA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 1分35秒998
10) ロリス・カピロッシ ITA ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP7 1分36秒069
11) ジョン・ホプキンス USA リズラ・スズキ・MotoGP GSV-R 1分36秒265
12) 玉田誠 JPN ダンロップ・ヤマハ・Tech3 YZR-M1 1分36秒321
13) アレックス・バロス BRA プラマック・ダンティーン デスモセディチ GP7 1分36秒484
14) シルバン・ギュントーリ FRA ダンロップ・ヤマハ・Tech3 YZR-M1 1分36秒501
15) マルコ・メランドリ ITA ホンダ・グレッシーニ RC212V 1分36秒649
16) アレックス・ホフマン GER プラマック・ダンティーン デスモセディチ GP7 1分37秒087
17) トニ・エリアス SPA ホンダ・グレッシーニ RC212V 1分37秒412
18) カーチス・ロバーツ USA チーム・ロバーツ KR212V 1分37秒489
19) 中野真矢 JPN コニカミノルタ・ホンダ RC212V 1分37秒770



■コニカミノルタ・ホンダが午前に苦戦

前回のブルノから改良型RC212Vを手に入れたコニカミノルタ・ホンダチームと中野真矢選手だが、今回のミサノ2日目午前のフリー・プラクティスでは路面状況とセッティングに苦しみ、19番手タイムに低迷している。
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■中野選手「セッティングに課題」

中野選手は「午前はバイクからいい感触が得られなかった。路面コンディションのせいもあるが、セッティングにも問題があった。午後には少し改善されたが、まだブレーキング時のマシンの安定性と全体的にリアのトラクションが不足している問題を解決しなければいけない。コースを走り込んでいるうちに楽しめるようにはなったが、ここは低速コーナーと高速コーナーの組み合わせが多いので、他のサーキットよりも攻略は難しい。明日は今までとは異なるフロントのセッティングを試し、ブレーキングの信頼性を高めたい。ミサノは高速で狭く追い抜きが難しいので、レースではいいスタートが必要になる」とコメント。
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■モンティロン「午前のウォームアップで改善は進む」

コニカミノルタ・ホンダのチームオーナーであるジャンルカ・モンティロンは「シンヤは一部の区間でグリップ不足に苦しみ、いくつかのコーナーではトラクションが得られていない。天候にも左右はされるが、明日は路面にゴムが付着するのでグリップレベルは改善されると思う。シンヤはチームの改良型マシンの特性を学習を続けているが、午後にはタイムが上がったので、明日のウォームアップではさらに改善されると思う。レースではアグレッシブな姿勢を崩さないようにしたい。ブルノの時よりも調子は上がっている。明日のレースもこれまで通り1コーナーでの戦いが重要になるが、シンヤがそこでポジションを上げる事ができれば、後はいいリズムをつかんでくれる筈」と語った。
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■ベルナルデッレ「トップ10圏内を狙いたい」

また、コニカミノルタ・ホンダの技術責任者であるジュリオ・ベルナルデッレは「午前は温度が低かったので柔らかめのタイヤでセッティングを進めた。午後には温度が上がったのでレースタイヤでタイムを2秒縮めた。第3区間の連続カーブでタイムを縮められるようにミッションの変更を行ったが、まだ中間グループから0.5秒か0.6秒の開きがある。ただ、明日に小さな調整を加える事でトップ10圏内が狙えるようにはできると思う。レースタイヤの最終決定はコース状況を確認してから決める」と述べている。


■午後の予選の結果

この日の午後、気温23度、路面温度42度、湿度46%の走行条件で行われた予選の結果を以下に示す。
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1) ケーシー・ストーナー AUS ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP7 1分33秒918
2) バレンティーノ・ロッシ ITA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 1分34秒094
3) ニッキー・ヘイデン USA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 1分34秒469
4) ランディ・ド・ピュニエ FRA カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 1分34秒506
5) ジョン・ホプキンス USA リズラ・スズキ・MotoGP GSV-R 1分34秒536
6) ダニ・ペドロサ SPA レプソル・ホンダ・チーム RC212V 1分34秒580
7) カルロス・チェカ SPA ホンダ・LCR RC212V 1分34秒628
8) クリス・バーミューレン AUS リズラ・スズキ・MotoGP GSV-R 1分34秒717
9) コーリン・エドワーズ USA フィアット・ヤマハ・チーム YZR-M1 1分34秒768
10) アンソニー・ウエスト AUS カワサキ・レーシング・チーム ZX-RR 1分34秒939
11) シルバン・ギュントーリ FRA ダンロップ・ヤマハ・Tech3 YZR-M1 1分35秒202
12) マルコ・メランドリ ITA ホンダ・グレッシーニ RC212V 1分35秒236
13) ロリス・カピロッシ ITA ドゥカティ・マルボロ・チーム デスモセディチ GP7 1分35秒283
14) 中野真矢 JPN コニカミノルタ・ホンダ RC212V 1分35秒389
15) トニ・エリアス SPA ホンダ・グレッシーニ RC212V 1分35秒632
16) 玉田誠 JPN ダンロップ・ヤマハ・Tech3 YZR-M1 1分35秒865
17) アレックス・バロス BRA プラマック・ダンティーン デスモセディチ GP7 1分35秒897
18) カーチス・ロバーツ USA チーム・ロバーツ KR212V 1分36秒605
19) アレックス・ホフマン GER プラマック・ダンティーン デスモセディチ GP7 1分36秒659

写真

■セッティング状態に自信を持つのはトップの2名のみ?

今回のミサノは誰にとってもMotoGPバイクでは初めてのコースという事もあり、午前のフリー・プラクティスと今回の予選だけでは、レースに向けての完璧なセッティングに辿り着いたライダーは少ないようだ。
写真
マシンの仕上がりにほぼ満足しているとコメントしているのは4連続ポールポジションを達成したドゥカティーのケーシー・ストーナーと、セッション終盤に惜しくもポールを逃して2番グリッドスタートとなったバレンティーノ・ロッシの2名と数名のみであり、レース当日午前のウォームアップでも、各チームはセッティングやタイヤ選びに多くの試行錯誤を行う構えだ。


■今回は互角のミシュランとブリヂストン
写真
初日のレインタイヤでの争いは若干ミシュランの調子が良かった様子だが、この日の各ライダーのコメントを見る限り、スリックタイヤでの争いはミシュランとブリヂストンの両者はほぼ互角だ。

追い抜きの難しい低速コーナーが連続する今回のミサノでは、ロッシとストーナーの熾烈なトップ争い、ならびに他のライダーを巻き込んだ混戦のバトルに発展する可能性が高くなってきた。


■マシンのセンサーが壊れて予選に苦しんだチェカ

電子制御システムの導入が進む今年の800ccマシンだが、この日の予選タイヤでの最初のタイムアタック時に、カルロス・チェカの乗るRC212Vの入力系システムが故障しており、エンジン・ブレーキとトラクション・コントロールが正常に機能せず、ブレーキをかける度にリアタイヤがロックしていたようだ。
写真
なお、2回目の予選タイヤでのタイムアタック時にはこのマシンの問題は解消しており、チェカは最終的に3列目7番グリッドを獲得している。


■各ライダーのコメント

以下に、1列目から4列目までの各ライダーの予選後のコメントを紹介する。

■1列目

●ポールポジション)ケーシー・ストーナー ドゥカティ デスモセディチ

写真今年はここまでの全てのポール・ポジションをレースで勝利に結びつける事はできていませんので、明日はちゃんと勝利につなげたいと思っていますが、レースがすごく厳しい戦いになるのは間違いないでしょう。今回はあまりコースを経験する時間が十分にとれていないので、誰もが理想的なセッティングには辿り着けていない筈ですからね。

今日の午前はセッションが1時間延長されましたが、昨日は雨で午後の走行が全部中止になったので、計画が全部狂いました。

いずれにしても、現時点のセッティングにはすごく満足できています。午前に自分たちの一番柔らかいレースタイヤでレースの距離を走り込んだ時にもすごく速く走れましたから、レースに向けての準備は全て整ったと思います。

ただ、他のみんなの状況が完全に把握できている訳ではありませんから、しっかりとまわりの様子を見る必要はありそうです。


●2番グリッド)バレンティーノ・ロッシ フィアット・ヤマハ YZR-M1

今日の雰囲気はあり得ないほどに素晴らしかったですね。すごいたくさんのファンとイエロー一色にサーキットの多くが埋め尽くされていました。こういう環境でいい結果を残す事が自分には本当に重要なんだと思います。
写真
今日は最大限の走りができたので、この結果にはすごく満足しています。ドニントン以来、1列目スタートから遠ざかって久しいですからね。ここでまた戻ってこれて本当に気が楽になりました。

今日まで走ってみてこのサーキットがとても気に入りました。テクニカルで面白い部分がありますし、そんなに狭すぎる訳でもないので走っていて楽しめます。でこぼこが何ヶ所かにありますがそれほど深刻なものではないので、自分たちのバイクとの相性も良さそうです。

ここではミシュランタイヤの調子がすごくいいので、また自分の思い通りにバイクを操る事ができるようになりました。予選タイヤもすごく良かったです。

ケーシーは今回もすごく速かったので、明日はとても激しいレースになると思います。ただ、1列目からのスタートなら状況をかなり楽に運ぶ事はできるので、明日のレースが楽しみです。


●3番グリッド)ニッキー・ヘイデン レプソル・ホンダ RC212V
写真
なんとかタイムを絞り出して1列目を確保できて良かったです。このサーキットは狭いのでグリッドの位置が重要ですからね。ただ、今でも何本か試していないタイヤがありますし、明日のレースは自分たちにとって少し不確定な部分が多いです。

写真このコースはすごく好きですし、午前はかなり速く走れましたが、1分35秒台を出してからは1分34秒台を狙えるほどの改善は進まず、ちょっと頭打ちでした。

午後には最初の予選タイヤで少し苦しみましたから、2本目を履いた時にはチャンスを逃さず絶対にタイムを縮めなきゃいけないって思いました。この時には大きなチャタリングを抱えていましたが、ミシュランの予選タイヤの調子はとても良かったです。

チームのみんながすごく頑張ってくれていますし、決して簡単な状況ではありませんでしたから、彼らの頑張りには深く感謝しています。今晩にクルーたちがさらに微調整を進めてくれれば、もっと調子は良くなると思いますよ。

ここのコースはうまく走れる部分もありますが、まだあまり攻略できていない部分もいくつかあります。でも、チームのメンバーを信じていますし、明日はトップ集団で戦える事を願っています。

すごく見応えのあるレースになると思いますよ。ここの雰囲気は最高ですので、自分もその中に溶け込みたいですね。


■2列目

●4番グリッド)ランディ・ド・ピュニエ カワサキ ZX-RR

4番グリッドはそんなに悪くありませんが、全体的な今の調子を考えれば1列目も本当は狙えたと思います。
写真
最後のタイムアタック中の3コーナーで小さなミスをしてコンマ何秒かをロスしてしまいました。それが今回2列目スタートになった理由です。でも、プラクティスの時にはレースタイヤですごく速く走れていましたから、明日のレースに向けては最高のセッティングを手にいれたと思っています。

バイクとブリヂストンの調子はとにかく素晴らしいですよ。今回はいい結果を残す最大のチャンスですね。


●5番グリッド)ジョン・ホプキンス リズラ・スズキ GSV-R
写真
今日の仕事は1日ぎっしりでしたが、作業は全部こなす事ができました。

写真残念ながら午前の2時間ぶっ続けのセッションではセッティングに大きな改善を加える事ができていません。間に少し時間を取らせてもらえれば、もう少し調子を上げる事ができたかもしれませんね。

たくさん変更を加えました。午前のセッションの中だけで2台のミッションを調整しましたからね!時間は最大限に活用できたと思っていますし、クルーたちは本当に素晴らしい仕事をこなしてくれました。

午後はブリヂストンと一緒に明日のレースに向けてのタイヤ選択の方向性を検討しましたが、まだウォームアップ中に数点試しておきたい事があります。

予選タイヤを履いてからは少し調子に乗って大回りをしてしまいタイムをロスしましたが、バイクとブリヂストンの全体的な感触はすごく良かったです。

2列目からでもすごくいいスタートをこれまでに成功させてきたので、今回も同じように頑張りますよ。トップ集団にくっついて走り表彰台を目指します!


●6番グリッド)ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ RC212V
写真
確かに2列目スタートはそんなに悪くはありませんが、今回の予選ではもっと上の結果を期待していたと言わざるを得ません。

写真まだ理想的と言えるようなレース用のセッティングは見つかっていませんから、明日のウォームアップがレースに向けての非常に重要なチャンスになると思います。今の段階ではまだ自分のペースもリズムも本来のものではありません。

ここのコースにはすごくでこぼこした路面が何ヶ所かにあるので、まだ解決できていないマシンの安定性の問題を解消しておく必要があります。これからチームでデータを分析して、明日のウォームアップ中には解決できるようにしたいと思います。

6番グリッドからのスタートは理想的じゃありませんね。ここはコースの最初の区間がすごくきついカーブの連続なので、レースの序盤に追い抜きなどで順位を挽回するのは難しいと思います。

もちろん全力でぶつかりますよ。シーズンは終盤戦に入るので今回のレースは自分たちにとって非常に重要ですから、ここでは最高の結果を狙っていきます。


■3列目

●7番グリッド)カルロス・チェカ ホンダLCR RC212V

1本目の予選タイヤを履いた時にはセンサーが故障していてエンジン・ブレーキもトラクション・コントロールも正常に機能しなかった事を思えば、この結果には全体的に満足できます。リアタイヤはブレーキの度にロックしていましたからね。
写真
2本目の予選タイヤの結果は1列目と0.2秒しか差がなかったので悔しいです。

午前中はレースタイヤ用のセッティングがはかどりました。ここのコースの路面はすごくでこぼこした部分がいくつかありますが、朝のラップタイムには満足できています。

ただ、もうレースまでに時間があまりありませんので、明日の状況をしっかり確認したいと思います。このコースなら面白いレースが期待できると思いますよ。


●8番グリッド)クリス・バーミューレン リズラ・スズキ GSV-R

今日はレースウイーク最初のドライ路面に恵まれましたが、これは誰にとっても初めての経験でしたね。午前は昨日の穴埋めとしてのロング・セッションがありましたが、この中でチームはものすごい頑張りでバイクを仕上げてくれました。
写真
ブリヂストンの調子もすごいですよ。ここのデータは何もなかったのにぴったりのタイヤを用意してくれましたから、彼らは本当に良くやったと思います。

午後にはミッションとサスペンションを調整して、感触はさらに良くなりました。このサーキットへの自信はさらに高まりましたし、レースタイヤでの自分のペースはすごく安定していて楽に走れます。

予選タイヤの調子も良かったんですが、前を走っていたライダーがこっちに気付いてくれなかったのでペースを少し落とさざるを得ませんでした。

ここは追い抜きが難しいコースなので3列目スタートは理想的とは言えません。だから集中していいスタートを決めたいし、高い結果を狙いたいですね。


●9番グリッド)コーリン・エドワーズ フィアット・ヤマハ YZR-M1
写真
今日の午前中はそんなに悪くありませんでしたね。バイクに調整をいくらか加えたら、今朝はマシンの調子がかなり良くなりました。決して簡単な作業ではありませんでしたが、かなり納得のいく状態になり嬉しかったです。

午後の目標は、さらにマシンに微調整を加えてこのサーキットの特性に合わせていく事でした。路面温度が上がってきたので最初は硬めのレースタイヤで走り始めましたが、残念ながら計画通りに作業は進んでいません。バイクの感触が全く異なってしまい、自分の思い通りの走行ラインが取れなくなったんです。それで午前の時のセッティングに全て戻しましたが、そこからは感触が大きく改善されました。
写真
予選タイヤでは1秒近くタイムを縮める事はできましたが、今日はあまり十分と言える走りはできていません。なにかタイヤ側面のグリップに問題があるように感じていたのでマシンを深く倒し込む自信がありませんでした。

もう少し女房(マシン)の反応をしっかり見ながら、さらにブレーキを遅らせてスロットルをもっと早めに開ける事ができていたなら、残りのコンマ3秒は改善できていたでしょうね!


■4列目

●10番グリッド)アンソニー・ウエスト カワサキ ZX-RR

写真自分が思っているような速さで走る事はできませんでした。それに午前中に3番手につけた事を思えばいい結果とは思えません。ただ、ブルノの時に比べれば確実にいくらか進歩したのは確かですね。

午前中は全てがスムーズに進み、何も問題がありませんでした。でも、午後になったらレースタイヤでも午前と同じような速さで走れなくなったんです。恐らく路面温度が上がったせいでマシンの挙動が変化したからでしょうね。

今回からは予選タイヤの使い方が良くなっている筈ですし、バイクの走らせ方もかなりスムーズになったと思いますが、まだ思い通りという域には達していません。

ただ、レースに向けてはそれほど心配していませんし、問題なくいけると思います。今日よりもっといい戦いができる筈ですし、これまでにもレースでは常にそうしてきました。10位よりは上が狙えると思います。


●11番グリッド)シルバン・ギュントーリ ヤマハTech3 YZR-M1
写真

●12番グリッド)マルコ・メランドリ ホンダ・グレッシーニ RC212V

午前はひどい転び方をしたので、またコースに戻ってこれた事が何より嬉しいです。ゼブラに乗り上げてから人工芝のところまで大回りしてしまったんですが、あれは自分のミスです。
写真
バイクは宙を舞いタイヤバリアを飛び越えましたが、運良く自分は滑りながら難を逃れて、腰と骨盤を強打しましたが首への衝撃はありませんでした。その後のレントゲン検査の結果、どこも骨折していなかったので、すぐに走行に復帰できるように頑張りました。

レースに向けての自分のペースは悪くありませんが、予選タイヤからは好感触が得られませんでした。明日はベストを尽くしますが、体力が要求されるレースになるでしょうね。


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