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白旗を振る990cc時代のキング
インテリマーク編集部
2007年3月11日

冬季テスト中とカタールでの開幕レースウイーク中を通して圧倒的な強さを誇り、初戦での勝利を確信するかのようなコメントが目立ったフィアット・ヤマハ・チームだが、実際に蓋を開けてみると結果は彼らの予想とは大きく違っていたようだ。
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3月10日の開幕レースでロッシは、手の付けられない速さを見せたドゥカティーのケーシー・ストーナーにレース中の大半のリードを許し、ヤマハのマシンのコーナリング性能を発揮して何度か前には出たものの、最終ラップでもファーステストを記録して過激な速さを最後まで維持したストーナーに最終的には追いつく事ができず、熱望していた開幕レースでの勝利を逃している。
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■2位)バレンティーノ・ロッシ ITA フィアット・ヤマハ YZR-M1

残り4周で何度目かの先頭に立った時に、一度はストーナーを引き離そうとしたバレンティーノ・ロッシだが、ストレートでの速さを誇るドゥカティーのマシンの前に、ヤマハのYZR-M1は今回のカタールでは、結果を見る限りなすすべがなかったと言える。

予選ではストーナーを制してポールポジションを獲得していたものの、決勝の最終ラップではタイヤが消耗してストーナーを追う事が難しくなり、3秒の大差でストーナーに開幕戦で敗れる事になったロッシは、レース終盤はストーナーに白旗を振る以外に方法がなかったとコメントしている。
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「今日のレースは素晴らしかったし、いいバトルができたと思います。もちろん最初のレースで勝ちたかったのが本音ですが。」とロッシ

「午前のウォームアップでタイヤに問題が発生したので不安はありましたが、どうすれば乗り切れるかは分かっていたし、ミシュランと選んだタイヤに間違いはなかったので、その点については納得できています。」

写真「いいスタートを成功させたし、M1の調子も良かったので自分の限界ぎりぎりまで攻める走りができたと思います。ケーシーを追い上げてもっとバトルをしたかったんですが、どうにも今日の彼は完璧でしたね。彼の勝利は称賛に値しますから、彼には祝福の言葉を贈りたいと思います。」

「ストレートでケーシーが速いのは分かっていたし、トップで逃げ切るにはもっと差を広げなきゃいけない事も分かっていましたが、ちょっと今日の彼は強すぎですよ!最後の何ラップかに差し掛かってもっと速く走れるようになってきたのでチャンスはあると思っていたんですが、彼の調子は全く落ちる様子がないし、その後は自分タイヤが滑り始めたので、どうしても着いて行くことができなくなりました。」

「降参の白旗を振る以外に、もう何ともしようがありませんでしたね。レース内容そのものには満足していますよ。完全に満足かと言えば嘘になりますが、チームはものすごく頑張りましたし、去年の2ポイントに比べれば今年の20ポイントは遙かに有り難いですよ!」

「マシンにもうちょっと馬力が必要ですね。ヤマハも頑張っていますから、今後も改善されていくと信じています。」


■6位)コーリン・エドワーズ USA フィアット・ヤマハ YZR-M1

ロッシと同じ1列目からのスタートで若干タイヤを滑らせるミスを犯し、1コーナーでポジションを落としたコーリン・エドワーズは、レースウイーク中に見せたマシンと自身の好調さを見せる間もなく、オープニング・ラップで7番手まで後退している。

その後のレースの内容そのものには大きな不満はないとするエドワーズだが、チームメイトのロッシと同様に、ヤマハのマシンの馬力不足については大きな課題を見いだしている様子だ。

「路面が汚れたところに乗り上げて走行ラインから外れてしまい、いいスタートが出来なくて頭にきました(annoying)ね。」とエドワーズ
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「ウォームアップでもタイヤが温まるのに時間がかかっていたので、最初の何周かは速く走れない気がしていましたが、残念ながらその予感は的中して、大事な序盤数周に攻める事ができませんでした。」

「その後はペースが戻ってきたので、なんとかトップ集団を追いかけていたんですが、7ラップ目から8ラップ目あたりの7コーナーへの飛び込みで危うく転びそうになって慌ててバイクにしがみつきました。30メートル後方から追いつくためにはどうすればいいか考えてたのに、そこでかなりのタイムをロスしてしまったんです。」

「その後はリズムを取り戻せて、正直レースそのものは悪くない内容でしたが、タイヤに関しては少し滑るしフロントのグリップが足りない状態でした。今週末は全てが完璧だったのにちょっと変な気分ですよ。」

「絶対的なパワーが不足しているのは今日はっきりわかったので、それが今後のヤマハの最優先課題になると思います。いずれにしても今週は色んな事がわかりましたから、さらに改良を続けていきたいですね。」


■フィアット・ヤマハ・チーム監督、ダビデ・ブリビオ氏

フィアットのブランドカラーをまとった最初のレースで勝利を狙っていたヤマハ・ワークスのダビデ・ブリビオ監督は、この好調だったレースウイークを通してヤマハのマシンが良い仕上がり状態にある事が分かったとしながらも、同時に不足している部分もはっきり見えたとしている。
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「チームにとってあまりいい開幕レースだったとは言えませんね。まあ、2名揃っての1列目からのスタートで望んだ内容よりは低かったという意味で、それほど悪いわけではありませんが。」とブリビオ監督

「バレンティーノが今日の結果で見せてくれたように、バイクの調子はいいし優勝を狙える事も分かりましたが、同時にまだやらなければいけない事がたくさんあるのも分かりました。ただ、ヘレスではトップに戻れると思いますよ。」

「自分たちのバイクにはすごく優れた部分もあれば、不足している部分もあります。今後はその両方を平均的に上げられるように頑張るつもりです。今週を通してエンジニアが欲しい情報をたくさん集めましたので、ヘレスに向けての戦闘準備は大丈夫です。」


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