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2007年MotoGP第14戦ポルトガルGP 予選結果速報(2日目)
インテリマーク編集部
2007年9月15日 【最新情報はブラウザのリロードをボタンを押して確認して下さい】
写真第14戦ポルトガルGP2日目
・各クラス全ライダー走行結果表は、以下のリンク先をご覧下さい。
ポルトガルGP事前情報
MotoGPクラス初日の詳細情報
MotoGPクラス予選後の続報とコメント


125ccクラスFP2、MotoGPクラスFP3、
250ccクラスFP2

125ccクラス予選1、MotoGPクラス予選、
250ccクラス予選1



現地天候および走行スケジュール
2007年全レース日程と結果
冬季プレシーズン全テスト結果
ポイントランキング


現地情報(天候、アクシデント、他概要)
■MotoGPクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
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MotoGP午後予選
前日に心配された雨の予報は良い方向に外れ、この日のエストリルは終日晴天に恵まれており、ポルトガルGP2日目午後のMotoGPクラスの予選は良好なドライ・コンディションの中で行われている。

■予選が10分経過してトップに立つロッシ
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この日の予選のセッション開始から10分間は目まぐるしくタイムシート上のトップが入れ替わっており、予選開始5分にはドゥカティーのケーシー・ストーナーが1分38秒719、その1分後にはコニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手が1分38秒306、さらに1分後にはストーナーが1分38秒282、その約1分後にはストーナーが自己の暫定ポールタイムを1分38秒179で上回り、その直後にホンダLCRのカルロス・チェカが1分38秒002でトップに立ったが、セッション残り50分の時点で暫定ポールにつけたのは、今回の予選初の37秒台となる1分37秒911を記録したフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシだった。

■ホプキンスがトップに立った直後に中野選手が転倒
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リズラ・スズキのジョン・ホプキンスが1分37秒854でトップに浮上したセッション残り47分、ここで今期初の好調な予選序盤のタイムアタックを見せていた中野選手が2コーナーの右カーブで転倒。中野選手に本人に怪我はなかったが、メインマシンはグラベルに埋まったままとなってしまう。

■セッション折り返し前に再びロッシがトップに
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セッション残り42分に入るとバレンティーノ・ロッシがホプキンスのタイムを1分37秒738で上回り再びトップに立ち、その後10分が過ぎたところでレプソル・ホンダのダニ・ペドロサが第1区間から第3区間までの中間タイムでロッシの記録を上回ったが、最終コーナー手前でタイムを落とし、2番手のホプキンスのタイムには届かない1分37秒936で3番手につけた。
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■予選30分経過時点の順位

セッション折り返しとなる予選残り30分の時点の順位と大まかなタイムは以下に示す通り。

1分37秒台後半はトップのロッシ、2番のホプキンス、3番手のペドロサ、4番手のストーナー、5番手のチェカまでの5名。
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1分38秒台前半は6番手の中野選手、7番手のプラマック・ダンティーンのアレックス・バロス、8番手のフィアット・ヤマハのコーリン・エドワーズ、9番手のレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデン、10番手のカワサキのランディ・ド・ピュニエ、11番手のドゥカティーのロリス・カピロッシ、12番手のグレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリの7名。
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1分38秒台後半は13番手のTECH3ヤマハの玉田誠選手、14番手のグレッシーニ・ホンダのトニ・エリアス、15番手のリズラ・スズキのクリス・バーミューレン、16番手のTECH3ヤマハのシルバン・ギュントーリの4名。
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1分39秒台前半は17番手のカワサキのアンソニー・ウエスト、18番手のプラマック・ダンティーンのアレックス・ホフマンの2名、1分39秒台後半はチーム・ロバーツのカーチス・ロバーツの1名だった。

■セッション後半に突入し、ペドロサがトップに浮上
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セッション残り28分、繰り返しタイムアタックを続けるペドロサが1分37秒599でロッシのタイムを上回ってトップに立ち、さらに2分後にペドロサは1分37秒552で自身の暫定ポールタイムを更新。

■メランドリが3番手、ギュントーリが4番手に
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セッション残り25分に入るとメランドリがホプキンスのタイムを上回る1分37秒796でペドロサ、ロッシに次ぐ3番手に浮上し、その2分後にはTECH3ヤマハのギュントーリが1分37秒833でメランドリに次ぐ4番手につけた。

■ヘイデンがコースアウトしてグラベルを直行
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ここでニッキー・ヘイデンは大きくコースアウトしてグラベルに直行。転倒は免れたが、しばらくグラベルを走行してからヘイデンはコースに復帰している。

■玉田選手がロッシを上回る2番手タイムを記録
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ギュントーリが4番手につけた直後のセッション残り22分、そのチームメイトの玉田選手が2番手につけるロッシのタイムを上回る1分37秒724を記録して2番手に浮上。この時点のトップ5名の順位はトップがペドロサ、2番手が玉田選手、3番手がロッシ、4 番手がメランドリ、5番手がギュントーリとなり、ホプキンスは6番手に押し出された。

■予選タイヤバトルの開始、エリアスが2番手に
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大きな順位な変動がないまましばらく時間が経過し、多くのライダーが予選タイヤを装着し始めたセッション残り15分、タイムシート上のトップのペドロサと2番手だった玉田選手の間に突如割り込んだのは、1分37秒576を記録したエリアスだった。

■中野選手が3番手に
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セッション残り13分に入ると、走行を再開した中野選手が1分37秒603を記録してエリアスに次ぐ3番手に浮上、中野選手とほぼ同時にコントロールラインを通過したロッシは4番手タイムの1分37秒608を記録。

■ストーナーが突如1分36秒台に突入してトップに浮上
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ここでストーナーはいきなりトップのペドロサのタイムを約1秒上回る1分36秒594を記録し、800ccクラスで初の1分36秒台に突入して再び暫定ポールに。

■2番手に浮上したロッシを上回るヘイデン
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セッション残り10分、ロッシは1分37秒402を記録してペドロサ、エリアス、中野選手を追い抜き2番手につけるが、ストーナーのタイムには1秒近く及ばない。この直後、ヘイデンがストーナーに迫る1分36秒826の好タイムを記録して2番手に。ロッシは3番手に後退。

2分後にペドロサは自己ベストを上回る1分37秒427を記録するが、順位は4番手のまま変わらなかった。

■ド・ピュニエが予選終盤に絶望の転倒
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なお、予選を通してレースタイヤでの調子が上がらなかったカワサキのランディ・ド・ピュニエは、2本目の予選タイヤ装着時にグラベルに突入して激しく転倒。すぐにスペアマシンには乗り換えたが、好感触を得る事はできなかったようだ。

■ロッシも36秒台に突入、ストーナーを上回り再びトップに
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セッション残り6分、チェカが1分37秒296で3番手に、そのほぼ同時にホプキンスが1分37秒398で4番手に浮上し、この影響でロッシは5番手に後退したが、この2分後にロッシはストーナーのタイムを0.18秒上回る1分36秒576で再びトップに立った。小さくガッツポーズを見せるロッシ。

■ストーナーがロッシを上回りポール確定?
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中野選手が1分37秒530で7番手に浮上した後のセッション残り3分、ストーナーはロッシのタイムを0.235秒上回る1分36秒341を記録してまたも暫定ポールに返り咲き、これを見たロッシは再び予選タイヤを慌ただしく装着してピットアウト。

■ヘイデンが990cc時代のポール・ポジション・レコードに肉迫

ロッシのタイムが伸び悩みを見せ、今回もストーナーのポールポジションがほぼ確定したかに見えたセッション残り1分、ここでニッキー・ヘイデンがストーナーのタイムを0.04秒上回る1分36秒301を記録してトップに立った。
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続いてペドロサが1分36秒829の4番手タイム、エドワーズが1分36秒904の5番手タイム、TECH3ヤマハのギュントーリが6番手タイムの1分37秒189を記録。

■ダンロップを履く玉田選手が4番手タイム
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ピットの中のストーナーが落胆の表情を見せるセッション残り0秒、メランドリ、玉田選手、ホプキンスの3名がほぼ同時にコントロール・ラインを抜け、玉田選手はペドロサのタイムを上回る1分36秒736で最後に4番手に浮上。
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メランドリは1分37秒157の7番手タイム、ホプキンスは1分37秒280の10番手タイムだった。

■ニッキー・ヘイデンが今期初のポール・ポジションを獲得
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写真こうして緊迫の接近戦となったポルトガルGPの予選を制したのは、今期初のポールポジションを獲得したレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンだった。5連続ポールを逃したドゥカティーのケーシー・ストーナーは2番グリッド、1列目最後の3番グリッドはフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシが獲得。

■玉田選手、2列目4番グリッドに

2列目4番グリッドはダンロップのMotoGPクラスにおける予選最高位を刻んだTECH3ヤマハの玉田誠選手、5番グリッドはレプソル・ホンダのダニ・ペドロサ、2列目最後の6番グリッドは初日の午後はセッティングの不調に苦しんだフィアット・ヤマハのコーリン・エドワーズが獲得している。

予選序盤に残念な転倒を喫したコニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手は、セッション後半に巻き返しを見せたものの、最終的には5列目となる13番グリッドで今回の予選を終えた(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。


予選時気温は27度、路面温度は36度、湿度は41%。路面状況はドライ。
・エストリルのサーキットレコード(990cc)は2006年にK.ロバーツ Jrが記録した1分37秒914
・エストリルのベストラップレコード(990cc)は2006年にV.ロッシが記録した1分36秒200


■250ccクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
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250cc午後予選2
この日の最後のセッションとなった250ccクラスの最終予選でポールポジションを獲得したのは、コプロン・チーム・スコットのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(1分40秒355)だった。
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2番グリッドを獲得したのは現在のポイントリーダーであるフォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソ(1分40秒480)は、この日は第1予選のタイムを更新する事ができていない。

3番グリッドはチーム・トースのエクトル・バルベラ(1分40秒699)、1列目最後となる4番グリッドはKTMのミカ・カリオが獲得している。
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ブルノでの怪我のために欠場しているカンペテーラ・レーシングの関口太郎選手を除く日本勢では、KTMの青山博一選手(1分40秒856)が2列目5番グリッド、コプロン・チーム・スコットの高橋裕紀選手(1分41秒157)が3列目9番グリッド、同じく3列目となる12番グリッドをレプソル・ホンダの青山周平選手(1分41秒531)が確保してエストリルでの最終予選を終えた(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。
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予選2気温は29度、路面温度は36度、湿度は35%。路面状況はドライ。
・エストリルのサーキットレコード(250cc)は2006年に青山博一が記録した1分41秒676
・エストリルのベストラップレコード(250cc)は今回A.ドヴィツィオーゾが記録した1分40秒355


■125ccクラス 【2日目の情報は随時ここに追加されます】
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125cc午後予選2
一部の天気予報では雨が予想されたポルトガルGP2日目の午後の予選だが、幸いこの日も初日に引き続き終日を通して良好なドライ路面が得られている。

125ccクラスの最終予選でポールポジションを獲得したのは、初日の第1予選でも暫定ポールにつけていたポラリス・ワールドのマティア・パッシーニだった。今回パッシーニが記録した1分44秒675は、昨年のアルバロ・バウティスタが記録したエストリルのベストラップ・レコードを更新している。

2番グリッドはデルビのルーカス・ペセック(1分44秒933)、3番グリッドはスキルド・レーシング・チームのシモーネ・コルシ(1分45秒158)、1列目最後の4番グリッドは現在のポイント・リーダーであるバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシ(1分45秒176秒)が獲得した。
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KTMの小山知良選手(1分45秒695)は、3列目となる11番グリッドから、翌日の決勝レースをスタートする(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。


予選2気温は26度、路面温度は35度、湿度は44%。路面状況はドライ。
・エストリルのサーキットレコード(125cc)は2006年にA.バウティスタが記録した1分45秒746
・エストリルのベストラップレコード(125cc)は今回M.パッシーニが記録した1分44秒675



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