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リズラ・スズキ間で争うランキング4位
インテリマーク編集部
2007年9月13日

ブリヂストン勢が全般的に苦しんだ昨年のポルトガルGPで、ブリヂストン・ユーザーの中で最上位となる6位を獲得したのはリズラ・スズキのジョン・ホプキンスだった。そのGSV-Rと相性が良いとされるエストリルに、2名のリズラ・スズキ・ライダーは年間ランキング4位と5位という好成績で戻ってきた。
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■990cc時代の実績を全て上回るGSV-R800の活躍

排気量が800ccになってから好調のリズラ・スズキ勢は、前回のサンマリノGPではクリス・バーミューレンが2位、ジョン・ホプキンスは3位を獲得しており、4ストロークGPになってからスズキにとって初となる2名揃っての表彰台獲得を果たしている。
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これにより、今期のここまでのリズラ・スズキの表彰台獲得数は合計7つ、チームとしてのポイント数は合計284ポイントに達しており、すでにGSV-Rにおける過去のシーズンのポイント獲得実績を上回った。

■チームメイト間で争う事になったランキング4位

また、現在のスズキ勢は年間ランキングのトップ5に2名のレギュラー・ライダーが揃って位置する唯一のワークス・チームであり、今回のエストリルを含むのシーズン残り5レースでは、チームメイト同士の熾烈なランキング4位争いが展開されるに違いない。
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現在の年間ランキング4位につけるバーミューレンのポイント獲得数は144、5位につけるホプキンスのポイント獲得数は140であり、その差は僅か4ポイントだ。


■ホプキンス「一番高い位置に乗りたい」

昨年はポルトガルで不調だったブリヂストン勢の中にありながら、GSV-Rの特性を駆使して予選では6位、レースでも6位という上位の成績を残したジョン・ホプキンスは、今年は進化したブリヂストンタイヤの性能を最大限に活用し、得意とするエストリルでMotoGPでの初優勝を目論んでいる様子だ。
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「次のレースが本当に楽しみですね。あそこでは何か大きな出来事が起こるんじゃないかと、自分の中では自信と期待感があります。」とホプキンス。

「エストリルは自分にとっても好きなサーキットですし、最新のGSV-Rとも相性がいい筈ですよ。自分の最高の走りとブリヂストンタイヤの進歩が重なれば、表彰台の頂点を狙って前に抜け出せる事は間違いありません。」

「今シーズンが終わるまでには1番高い位置に乗りたいと思っています。今年のレースの残り回数はすでに少ないので、目標が達成できるように全力でぶつかるつもりですよ。今週末のエストリルはその絶好のチャンスだと思いますしね!」


■バーミューレン「マシン開発を進めて来期タイトルの獲得を目指す」

昨年は初めて経験したエストリルの予選で12位、決勝レースでは9位までポジションを挽回したクリス・バーミューレンは、エストリルは好みのサーキットだとしており、今年はさらに高い成績が狙えるとしている。
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「ポルトガルにはシーズン終盤戦への高い期待と共に向かいます。残りのレースでもベストを尽くしたいと思っていますからね。」とバーミューレン。

「ただ、今年の年間タイトルはすでに望めませんから、これからの最優先課題はGSV-Rの開発と自分の走りの改善です。今からそれを行う事で、来年はタイトルを狙えるポジションを確保するつもりですよ。」

「去年もエストリルはすごく楽しめましたから、今年はさらにいい結果が狙える筈です。また、最終戦までに楽しみにしているサーキットがいくつか控えていますから、よりいい走りができて、最近のレースみたいに表彰台が狙えるだろうと思っています。」


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