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昨年はエストリルに大苦戦したドゥカティー
インテリマーク編集部
2007年9月13日

シーズン残り5戦を前にして85ポイントの大差をリードし、年間タイトルに大手をかけたドゥカティーのケーシー・ストーナーと、ドゥカティー初のMotoGPクラス制覇に大きな自信を示すドゥカティー・マルボロ・チームは、昨年はタイヤの不調により苦戦を強いられたポルトガルのエストリル・サーキットに戻ってきた。
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■計算上は今週末にでも決定するストーナーの年間タイトル

ここまでの13戦で8回の優勝を獲得、アメリカGPから前回のサンマリノGPまでに3戦連続のポール・トゥー・ウインを達成し、今期の大部分をポイントリーダーとして過ごすという圧倒的な強さを誇るケーシー・ストーナーは、ロッシとのポイント差がさらに15ポイント縮まるような事があれば、早ければ今週末のポルトガルGPでも年間タイトルを決定する可能性がある。

■注目されるブリヂストンの改善状況
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しかしながら、ブリヂストンを履くドゥカティーとストーナーにとって楽観視できないのがエストリルとタイヤの相性だ。エストリルは昨年にドゥカティーとブリヂストンが極度に苦戦したサーキットの1つであり、当時のロリス・カピロッシはスリックタイヤ装着時に極度のグリップ不足を訴え続け、レース当日は雨になる事を望むなど、ブリヂストン勢が全体的に不調を抱えていた。

いずれにしても、今シーズンのブリヂストンは過去に苦手だった全てのサーキットを克服している事から、ドライではミシュランに全く歯が立たなかったエストリルのアスファルトでも、今シーズンのこれまで通りの強さをブリヂストンとドゥカティー、およびストーナーという今期最強パッケージが発揮できるかどうかが、今週末の1つの見どころになるだろう。


■スッポ監督「ストーナーの才能が全てを導いた」

ドゥカティーのチーム監督であるリビオ・スッポは、ドゥカティーとブリヂストンの今シーズンの好調な成績は、ケーシー・ストーナーの才能により導かれていると断言している。

写真「今シーズンの最終フェーズにこれから入りますから、エストリルは私たちにとって本当に重要なレースになります。今週末がとても楽しみですよ。」とスッポ監督。

「ケーシーの素晴らしい活躍のおかげで、私たちは現在もポイントランキングのトップにつけています。13レースの中での8勝は本当に素晴らしいという言葉につきますね。」

「私たちにはまだ多くのやるべき事が残っていますが、いずれにしても、ケーシーが今回もすごい仕事ぶりを見せてくれるのは間違いありません。今期はブリヂストンが9勝を記録していますが、その中でケーシー以外のライダーが優勝したのは1回のみです。」

「彼のライディングやレースに向けての準備の仕方など、彼自身の全ての才能によりここまでの結果は導かれていると私は信じています。そしてもちろん、ドゥカティーやそのテクニカル・パートナーたちのたゆまぬ努力も、ここまでの成功に大きく貢献してきました。競争とは、またレースとはそういうものなのです。」


■ストーナー「タイトル決定はいつでも構わない」

前回のサンマリノGP翌日のミサノ合同テストでは、「乗れば乗るほど乗りやすくなるのがドゥカティーGP7」と発言し、今回のポルトガルGPに向けての大きな期待感を示していたポイントリーダーのケーシー・ストーナーは、年間タイトルは決まってくれるのならいつでも構わないとコメントしている。
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「これで今シーズンの残りのレースは5戦になりましたが、年間タイトルが獲得できるのならば、その内のどこでそれを決定するかは重要な事ではありません。でも、どこかでは実現したいです。現段階の自分たちのパッケージは全ての面において本当に好調ですからね。」とストーナー。

「チームとテクニカル・パートナーの方たちは本当にすごいです。一緒にものすごく頑張ってきましたから、まるで自分たちは家族のようですよ。その雰囲気が仕事を進めやすくしてくれているんです。この信頼関係を確立できていなくても仕事をする事はできるかもしれませんが、みんなとのいい関係を保てる環境の方がリラックスの度合いが大きく違うんです。」

「チームが自分と自分の能力を深く信頼してくれているのが良く分かるのでプレッシャーが軽減されます。これは今年の最初のレースの時からずっと感じている事です。」
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「自分にとってエストリルはいつも調子良く走れる所です。250ccの時は2005年にここで優勝しました。コースの特徴としては、流れのいい部分と、そうじゃない部分に分かれます。」

「トルコの11コーナーほどではありませんが、バックストレートに続く右高速コーナは990cc時代にはほとんど全開で走り抜けましたから、今年もあそこでは全力走行になるでしょうね。シケインについてはちょっとばかり低速すぎる感じがします。」

「また、いくつか本当に楽しんで走れる部分がありますよ。2コーナーが特にそうですが、バンクのない下りコーナーなのでものすごく難しくて、たくさんのライダーがあそこではひっかかります。」

「エストリルは追い抜きのチャンスに恵まれる事が多いですね。だから抜き合いの激しいすごくいいレースになる筈です。」


■カピロッシ「今年のブリヂストンなら心配ない」

今期は990cc時代とは異なる特性になったという800ccのデスモセディチと自身のライディング・スタイルが合わず、シーズン序盤のレースの多くを不本意な結果で終えたものの、中盤戦以降は復調の兆しを見せて現在はランキング8位につけるロリス・カピロッシは、昨年はブリヂストンタイヤの不調に苦しみ予選で10位、決勝は12位という大苦戦を強いられたエストリルでも、今年に入り大きな進化を遂げたブリヂストンには自信を持てる様子だ。
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「エストリルで走るのは好きですよ。去年のあそこではタイヤに苦しみましたが、今年は全ての状況があの時とは異なります。ブリヂストンは今年に入り大きな進化を遂げましたからね。」とカピロッシ。

写真「ポルトガルはいいレースができるチャンスだと思っています。自分にとってミサノは本当に難しいレースウイークでしたが、決勝レースではそれを挽回する事ができましたから、ミサノで学習した事は、あそこと同じようにトリッキーなコーナーを持つエストリルでも役に立つ筈です。」

「エストリルは悪いレースコースではありませんよ。それほど面白い訳ではありませんが退屈でもありません。タイトで路面がでこぼこしていますので、体力的にすごく厳しいサーキットです。」

「コースレイアウトの大半は非常に楽しめますが、1コーナーに関してはちょっとしたジョークじゃないかと思いますね。9コーナーの小さなシケインにしても、あまり夢中になれるようなものではありませんし、本当にものすごくタイトですから、かなり厄介な部分と言えます。まあ、条件はどのライダーにとっても同じですが。」

「自分にとって一番の好みは5コーナーです。MotoGPの年間カレンダーにあるサーキットの中でも最高と呼べるコーナーでしょう。」

「ライダーやマシン、それにタイヤにとっては難しいテストみたいなコースですが、作業がうまくいった時にはとても楽しんで走れるサーキットです。」


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