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ヘレスにはリズラ・スズキ・トリオ
インテリマーク編集部
2007年3月22日

開幕戦のカタールでは、2月中旬のテスト中に転倒して負った右手首の痛みに苦しみながらも、ジョン・ホプキンスが初の表彰台を狙っての執念の走りを見せ、また、ホプキンスのチームメイトのクリス・バーミューレンも、レース終盤にホンダワークスのニッキー・ヘイデンとのバトルを制し、7位を獲得するという活躍を見せた。
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■3名のリズラ・スズキライダーがスペインGPに参戦

写真その好調のリズラ・スズキチームが、スペインGPでのさらなる好成績を目指し、約1ヶ月前にIRTAテストを行ったばかりのヘレスに戻ってくる。さらに今回はレギュラー・ライダーの2名に加え、スズキの開発ライダーである秋吉耕佑選手も、自身2度目となるグランプリへのスポット参戦を果たす。

■マイアミでトレーニングをしてきたホプキンス

結局ジョン・ホプキンスは、開幕レースでは自身初となるMotoGPでの表彰台を獲得する事なく、惜しくも4位に終わったが、3位を獲得したダニ・ペドロサを最後まで追い詰めた勢いのある走りを、今週末のヘレスでも再現しようと意気込んでいる。ホプキンスは手首の痛みが治まるように、カタールのレース後はマイアミでトレーニングを続けていたという。

■予選で好位置を獲得したいバーミューレン

また、13番グリッドからスタートして、1度はアレックス・ホフマンと接触して16番手まで後退したものの、そこから多くのライバルたちを追い抜く攻めの走りを見せて7位を獲得するという快挙を開幕戦で見せたクリス・バーミューレンは、レースではいい走りをする自信があるだけに、予選での高いグリッド位置獲得が、今回のヘレスを含む今後の課題だと考えている様子だ。
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なお、開幕直前のホプキンスの怪我の影響もあり、最後のIRTAテストでは別の仕事も増えて予選タイヤを履くチャンスに多くは恵まれなかったバーミューレンだが、前回のカタールでの開幕戦を通し、ブリヂストンの予選タイヤの感触をつかむ事はできているという。

■秋吉選手は初のヨーロッパでのグランプリ出場

今回のスペインGPには、2月末のヘレスIRTAテストでもリズラ・スズキのマシン開発をサポートしていたテストライダーの秋吉耕佑選手がスポット参戦をする。

秋吉選手は既に昨年の日本GPでグランプリ・デビューは果たしており、その時は21人のライダーの中で13位を獲得しているが、ヨーロッパで本場のレースに出場するのは今回が初めてだ。秋吉選手は本場のグランプリでも、昨年の日本GPに引き続き真っ向からMotoGPレギュラー・ライダーに勝負を挑み、好成績を獲得しようと意欲を燃やしている。


■ホプキンス「先頭集団で走れるペースなのは分かってる」

2月中旬のカタールでのIRTAテストでは時速200キロ近い速度で転倒して右足つま先を骨折、同時に右手首を痛め、開幕戦では特にその手首の痛みに苦しめられる事になったジョン・ホプキンスだが、今週のヘレスでは怪我の影響もそれほど大きくないだろうと述べている。

「今回のレースへの気合いも十分ですよ!」とホプキンス
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「カタールの時とは違って、体調が万全な状態でレースに挑んで全力を出し切りたいです。ここでの過去数回のテストで、自分が先頭集団で走れるペースなのも分かっていますからね。」

「ヘレスにはきついブレーキングポイントがたくさんありますが、手首は大丈夫です。レース当日の、シグナルが消える瞬間には痛みがなくなるように、マイアミでしっかりトレーニングしてきましたからね!」


■バーミューレン「トップ集団に加わるには予選が重要」

開幕レースでは5列目からのスタートとなり、オープニングラップの1コーナーで苦労したクリス・バーミューレンは、先頭集団で争うには予選の成績が重要である事を実感したとコメントしている。

「カタールの7位という順位にはあんまり満足できていませんが、あのグリッド位置からのスタートにしては悪くない結果だったと思いますよ。」とバーミューレン
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「先頭集団の連中と戦うには、もっといい位置からスタートしなきゃいけない事を実感しました。新タイヤレギュレーションの影響が前回自分が選んだ予選タイヤには出てしまった感じですが、今週はもっとうまくやれる筈ですし、性能も使い切れると思っています。」

「ヘレスは好きなサーキットですし、レースタイヤの性能が使い切れるのは間違いありませんから、早くあそこで走りたいし、頑張るのが楽しみですね!」


■秋吉選手「日本でスポット参戦するのとは全然違う」

2月末のヘレスでのIRTAテスト中に参加し、コース学習を済ませた秋吉耕佑選手は、初めて参加するヨーロッパのレースでも、いい結果を残したいとコメントした。
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「ヘレスでレースができるなんて本当に嬉しいです。」と秋吉選手

「去年は日本で初のグランプリ参戦を経験しましたが、今回はあれとはまた全然意味合いが違いますよ。いい走りを見せたいし、いい結果を残したいと思います。」


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