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日本GP、チャンピオン決定後の各関係者コメント
インテリマーク編集部
2007年9月26日

9月23日のツインリンクもてぎで行われた日本GPにおいて、ドゥカティーのケーシー・ストーナーが2007年度のMotoGP最高峰クラスチャンピオンに決定している。
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これにより、ストーナーはフレディー・スペンサーに次ぐグランプリ史上2番目に若い最高峰クラスチャンピオンとなり、打倒日本メーカーを目指し2003年からMotoGPへの参戦を開始したドゥカティーは1974年のMVアグスタから34年ぶりにイタリアのマシンに乗る年間チャンピオンを輩出し、ブリヂストンタイヤは参戦6年目にして4輪のF1に続き2輪グランプリをも制する事になった。
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ここでは、年間タイトルを決めた直後のケーシー・ストーナーをはじめとする全ライダー、ドゥカティーならびにブリヂストンタイヤ首脳陣をはじめとするレース関係者のコメント、およびペドロサの怪我の続報などを紹介する(日本GPのレース内容詳細はこちらの記事を参照)。


■ペドロサの怪我の続報

路面がウェットからドライに変わるという難しい走行条件となり、フラッグ・トゥー・フラッグのルールが適用され、ピットインのタイミングとタイヤの種類が勝利を左右するという大波乱のレース展開となった今回の日本GPにおいて、15ラップ目のマシン交換直前に最終コーナーで転倒し、左足親指を骨折した疑いがあるとされていたレプソル・ホンダのダニ・ペドロサの怪我について、精密検査の結果が出ている。
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■骨に異常は見つからなかったペドロサ

写真あまりの痛みの強さと腫れの具合から、左足の親指付近が骨折している可能性が高いと自ら述べ、レース翌日のもてぎ合同テストをキャンセルして月曜の朝にはスペインに直行したダニ・ペドロサだが、バルセロナの病院での検査の結果、どこにも骨に異常は見つからなかった事を、レプソルYPFは9月25日に公式発表している。

レプソルYPFの発表によれば、ペドロサの左足親指は関節にダメージを受けて炎症はあるものの、骨折はどこにも見つかっておらず、今後は抗炎症薬の投与を受けながらのリハビリは必要だが、次戦のオーストラリアGPにペドロサは問題なく出場できるようだ。

■ペドロサ「そう思うくらい痛かった」

この結果を受けてペドロサは「今回一番重要だったのは骨が折れていないのを確認できた事です。折れたと思ったくらいの痛みだったんですよ」とコメントしている。


■日本GP後の全ライダーおよび関係者の詳細コメント
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以下に、日本GP後の全ライダー、ならびにレース関係者のコメントなどを紹介する。

■2007年チャンピオン)ケーシー・ストーナー ドゥカティ デスモセディチ

ちょっと今はまだ本当なのか信じられない気分です。

言葉に困りますね・・・この気持ちを表現しようにも他に似たような言葉が何も見つかりません。でも明日以降、時間が何日かたてば、恐らく自分の中でも初めて実感する事ができるようになると思います。
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レースの序盤はとても順調でした。早い段階で前に抜け出す事ができましたし、バイクの感触もすごく良かったです。いい位置につけれたので嬉しかったですね。でもそこから路面が乾き始めたためにレインタイヤの消耗が激しくなり、バレンティーノとダニに交わされてしまいました。

本当にいつピットインしていいやら全然分かりませんでした。そこでチームがピットインのサインボードで出してくれたので、おかげでピットインする事に少し不安がなくなったんです。

バイクを交換してからはステアリング・ダンパー(ハンドルの振動を抑えるショックアブソーバー)に何かが起きてコーナーの進入が難しくなっていしまい、仕方なくその度にスピードを落とす羽目になりましたが、その後はまたリズムがつかめるようになってきました。

バレンティーノが何か問題を抱えた事もあり、結果として彼の前でレースを終える事ができたんです。今日はまさにそれを目標としてレースを戦っていた感じです。
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レースの終盤には色々な事が頭に浮かんできてしまったので、なんとか最後まで任務を成し遂げる事のみに集中しようと頑張りました。チームのところに早くバイクを持って帰りたかったんです。

なんだが全てがすごすぎて、少し信じられないような感覚です。まさか今日年間タイトルが決まるとは本当に思っていませんでしたから、あっという間にその時が来たような感じですね。

本当にたくさんの人たちに感謝しなければいけません。いつも自分のためにつくしてレース経歴を支えてくれた両親、今シーズンや過去数年を一緒に過ごしてくれた妻のアドリアーナ、それにここまでの自分を支えてくれた他の全ての方々、ドゥカティー、チームの全員、ブリヂストンタイヤ、ここに辿り着くまでの道のりに関係してくれた全ての方々に、心から感謝します。僕らはついにやりました!

●ドゥカティー社CEO:ガブリエーレ・デル・トルキオ

写真今回の成功は、勝利そのものとしての大変に大きなメリットの他にも、ドゥカティーの素晴らしさをアピールする上での最良の手段となりました。またこの勝利は、イタリアの知性と才能と能力、ならびに我が国の貴重な財産である温かい思いやりの精神によるものと言えるでしょう。

世界グランプリの最高峰クラスにおいて、イタリアのファクトリーが年間タイトルを34年ぶりに獲得した訳ですから、これは非常に重要な記念すべき業績ですし、ついに念願が叶いました。

ケーシーの参加により、勇敢さとチームワークがさらなる真価を発揮する事になりましたね。図面の作成者、現地技術者、エンジニア、チームのメンバー、スポンサー、そしてファクトリーの全員が一致団結し、その素晴らしい技術を見せてくれました。

彼らの全員が、高い情熱と技術力をもってこの年間タイトルの勝利を目指して戦ってきましたが、今回の成功は、ロリスの今日の勝利によってさらに強調される事になりました。私たちは、ロリスの過去5年間の素晴らしい仕事ぶりに、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

この歴史的なチャンピオンシップの勝利における喜びと誇りは、私たちの全ての努力に報いるものであり、スポーツと商業の両方の分野において、さらなる重要かつ高い目標を私たちが目指せるようにする唯一のものです。

●ドゥカティー・コルセCEO:クラウディオ・ドメニカリ

写真ついに夢が実現しました。素晴らしい気分ですし、本当に素晴らしい事です。

この素晴らしい成果の達成に貢献してくれた全ての方々には、感謝の気持ちを言葉だけではとても言い表す事ができません。今回の業績により、イタリアという国家の情熱と才能が、非常に高い技術分野の世界でも頂点を勝ち得る事ができるのを証明しました。

私たちの技術者の才能と、そこから生み出される総合的な品質の高さは、イタリア人が誇りを持つに相応しい十分なものです。また、これはイタリアの将来ならびに国際化の荒波を楽観的に受け入れる上での良い兆しと言えるでしょう。

●ブリヂストン代表取締役:荒川詔四社長
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ケーシー・ストーナーとドゥカティーの2007年度のタイトル獲得に祝福の言葉を贈りたいと思います。

さらに今日はロリス・カピロッシもレースでの勝利を手にしましが、彼の勝利によりブリヂストンはもてぎの母国グランプリでの4連覇を達成しました。

ケーシーの活躍により、参戦6年目にして、ホームでタイトルが決められた事を誇りに思います。今日のこの日はブリヂストンにとって忘れられない1日となるでしょう。

私たちのタイヤで頑張り続けてくれた全てのチームやライダー、ツインリンクもてぎにレースを見に来てくれた全てのファン、ならびに世界中のモータースポーツのファンの方々に、心より感謝を申し上げます。

●ブリヂストン2輪モータースポーツ推進リーダー:山田宏氏
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決して簡単なレースウイークではありませんでしたが、ロリスがまた「もてぎマジック」を発揮し、同様にカワサキのランディとグレッシーニ・ホンダのトニの活躍もあり、表彰台を独占する結果になりました。

本当に厳しい条件でしたが、その中で最高の仕事を全員が見せてくれました。また、この素晴らしい結果を導くために疲れを見せずに頑張ったブリヂストンのスタッフ全員にも、特別な感謝の気持ちを伝えたいと思います。

今年のケーシーはブリヂストン勢の中で本当に特別な新しい力でしたね。彼に相応しいこの年間タイトルの獲得を、私たちは心から祝福しています。彼はモーターサイクルグランプリ史上、ブリヂストンタイヤを履く初の世界チャンピオンです。


■レース優勝)ロリス・カピロッシ ドゥカティ・マルボロ デスモセディチ
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今週は大変に苦しいレースウイークでした。セッティングにひとついい解決策が見つかったのは昨日だけでしたからね。

今朝起きて雨が降っているのを見た時には、これは大変な1日になるぞとつぶやいていました。
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どのタイヤを使ったらいいのかも分からなかったので、ミディアムのレインタイヤで走る事にしたんですが、レースの序盤は本当に難しい状況でした。だから早めにピットインしたんですが、この作戦が功を奏したのだと思います。おかげでここでのレースで3連覇を達成する事になり、本当に素晴らしい瞬間を手にする事になりました。また、ケーシーにとってもドゥカティーにとっても、チームにとっても最高の日でしたね。

ケーシーを祝福したいと思います。彼は本当に強いライダーですし、彼のためにも大変に嬉しく思います。


■2位)ランディ・ド・ピュニエ カワサキ ZX-RR
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本当に大変なレースでしたから、この結果にはすごく満足しています。
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自分はハードのレインタイヤを選んだんですが、数周走った後には硬すぎた事に気がつきました。それで2回もグラベルに飛び込み大きくタイムをロスしました。

交換したバイクにはフロントとリアの両方にスリックを履きました。ピットから出てコースに戻った時にはもう自分のレースは終わったと思っていましたが、そのまま頑張って攻めていく事にしたんです。

ピットボードを見たら自分が2番手だと記されていたので本当に驚きました。日本での表彰台はカワサキとブリヂストンのためには完璧でしたね。この結果に辿り着くまで、必死に頑張って自分を助け続けてくれた自分のクルーに心から感謝しています。

●カワサキ・コンペティション・マネージャー:ミハエル・バルトレミー

素晴らしいレースでした。いい週末になりましたね。

今回は自社体制のチームになってからの初の表彰台ですから、これは私たちにとって非常に大きな出来事です。特に今回は私たちのホーム・グランプリですし、多くの時間と努力をつぎ込んでNinja ZX-RRを高いレベルのマシンに仕上げてきた日本の同僚たちの目前でそれを達成できた訳ですからね。

私たちはアンソニーの活躍によりレースをリードしましたが・・・ええ、ピットスルーのペナルティーを受ける事にはなりましたが、彼はその後にも素晴らしいレースを見せてくれました。
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また、5年間も待ち続けたホームでの完走を果たす事ができたアキラ(柳川選手)にも、祝福の言葉を贈りたいと思います。

そして私たちはランディーと共に表彰台を獲得しましたから、今後はもう優勝でもしない限り結果が良くなったと私は思わなくなりますよ。


■3位)トニ・エリアス ホンダ・グレッシーニ RC212V
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また表彰台に戻ってこれて本当に嬉しいです。

アッセンでのアクシデントを思えば、今回の結果は本当に思いもよらない結果でした。ここまでの2ヶ月間はとても厳しいものでしたから、本当に自分にとっては素晴らしいご褒美になりましたね。
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今回のスタートはうまくいきまいしたが、その後にポジションをいくつか落としてだいぶ後ろの方を走る事になったんです。それでもう何も失うものがなくなり、早めにバイクを交換したんですが、このタイミングが完璧で、作戦としてもばっちりでしたね。

難しいレースウイークとひどく大変なレースでしたが、今日は全体的に完璧と言える1日でした。


■4位)シルバン・ギュントーリ ダンロップ・ヤマハTech3 YZR-M1
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今日は自分の人生の中でも最良の日の1つに数えられますね!

今シーズンの序盤にはMotoGPで4位が獲得できるなんて夢にも思いませんでしたが、表彰台まであと僅かだった事をこれからは思い返す事になるでしょうね。

レースの終盤はトニを交わそうと必死に攻めましたが、グラベルに飛び込んでレースを終わりにするほど激しく攻めたくはありませんでした。

スタートがうまくいって、その後は早めにピットインして先頭集団に追いつけるか試そうと思いましたが、その作戦がうまくいきました。ファーステストを記録しながら何周も走れた事にはものすごく満足しています。レースでの最終的なファーステスト記録はトニとのバトルで逃しましたけどね。

それにこれは今年で2度目ですが、バレンティーノを交わす事が今回もできました。今週の事はもうずっと忘れないと思います。チームとダンロップには本当に感謝しています。

●TECH3チームオーナー:エルベ・ポンシャラル
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今週は素晴らしいレースウイークになりました。

シルバンは18番グリッドから最高のスタートを見せて多くのライダーを交わし、さらには完璧な判断をしてピットに戻った最初のライダーたちのうちの1人となりました。カットスリックを装着して再びコースに戻ってからはファーステストを記録し、周回ごとに順位を上げて4位に到達したんです。

表彰台まであと僅かだったので少し残念ですが、彼が素晴らしい走りを見せたのは事実ですし、レースで4位というこの結果をしばらく私たちは忘れないと思います。

また、ダンロップのホームである日本でこの結果を残せた事を大変に満足しています。企業がつぎこんだ多くの努力を、結果として示す事ができましたね。


■5位)マルコ・メランドリ ホンダ・グレッシーニ RC212V
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ウェットの中ではいいスタートが切れていました。バイクの感触はすごく良かったし、ストーナーからリードを奪って少し引き離す事もできていました。

路面が乾き始めてからは自分にとって難しい展開になりました。自分はレースをリードしている段階でしたし、まだ濡れている個所が所々に残っていたので、いつバイクを変えていいのか判断に迷いました。

ピットインするようにチームから指示が出されたのでそうしましたが、タイミング的には数周遅すぎましたね。そこからドライセッティングのバイクに慣れるのにまた2〜3周かかりましたし、自分でミスをした事もあり順位をいくつか落とす事になりました。
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今日は優勝を狙って戦う事ができた筈のあので、この結果にはがっかりです。残念な事ですが、フラッグ・トゥー・フラッグのルール(2005年から施行された雨天時のマシン交換ルール)はトップ集団で戦うライダーには不利です。

良かったのは年間ランキングの5位と4位へのポイント差を縮める事ができた事です。バーミューレンとは4ポイント差、ホプキンスとは8ポイント差になりましたね。


■7位)アンソニー・ウエスト カワサキ ZX-RR
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もっと上の成績が狙えたでしょうね。一度はトップに立てて最高でしたが、自分がジャンプ・スタート(フライング)をした事には本当に腹が立っています。

ペナルティーのピットスルーで大きくタイムをロスしましたし、それにバイクを交換する事について自分は何も知らなかったんです。以前にはそんな経験をした事がありませんでしたからね。ピットに戻った時にはエンジンをストールさせてしまい、さらにまた多くの時間をロスしたんです。

一体何がどうなっているのかさっぱり分からない状態でしたから、なんだか神経がぼろぼろって感じでしたね。

でも今日はバイクの感触がすごく良かったので、ものすごく自信を持って走れる気分でした。そのおかげで前の方に戻ってこれたんです。2回もピットレーンに戻って、さらにエンジンがストールした事を思えば、7位の成績は決して悪くはないですよ!


■8位)アレックス・バロス ダンティーン デスモセディチ
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今日は少し複雑なレースでした。朝には一晩かけてマシンをいくらか調整した部分が役に立たない事が分かりましたしね。

バイクのフロントの仕上がりはほとんど完璧でしたが、リアはコントロールするのが難しい状態でした。いずれにしても、レースの途中でマシンを交換してからは、3周くらい走った後にいいペースが得られるようになりました。

その後は少しずつ順位を挽回していきましたが、アンソニー・ウエストは自分との距離をしっかり保っていたので彼をとらえる事はできていません。

次のオーストラリアではいい成績が狙いたいと思いますし、楽しみです。プレシーズン中にもあそこではいい結果を残していますからね。ただ、他の誰もがあれから大きな進歩を遂げていますから、全力で頑張って今シーズンをいい結果で終われるようにしたいです。

●ダンティーン・チーム・オーナー:ルイス・ダンティーン

写真自分たちにとって今回は難しいレースでした。ただ、フリー・プラクティスの時の結果と比べれば、最終的に少し順位を上げる事ができています。

アレックス・バロスはここまでのMotoGPクラスにおける経験を活かす事ができましたし、また、伊藤真一選手はドゥカティーを素速く乗りこなし、多くの経験豊富なライダーたちの前でチェッカーを受ける事ができています。日本のワイルドカードライダーたちの中ではトップでしたね。

最後に、彼らのライバルたちを打ち破って世界チャンピオンに輝いたドゥカティー・チームの全てのメンバーに、祝福の言葉を贈りたいと思います。


■9位)ニッキー・ヘイデン レプソル・ホンダ RC212V

好調なレースウイークと昨日の予選結果の後だったので、朝に雨が降ってるのを見た時には残念でした。でも天気だけはどうしようもありませんからね。

写真午前のウォームアップ中はそんなに悪い感触はありませんでしたし、その時のフルウェットの状態では5番手タイムを記録しました。でもレースの開始直後、1周走り切った頃にタイヤか電子制御系に何かが起こったと思ったんです。バイクがものすごく乗りにくくて、それで順位を落とす事になりました。

ピットインしたのは自分が最初だったかもしれません。まだ路面はものすごく濡れていましたが、仕方なかったのでそこでバイクを交換しました。

有り難い事に路面がすごい速さで乾いてきたので、スローペースで走ったのは数周回ですみ、そこからまた調子を上げる事ができました。本当に今日は最悪な結果を回避する事ができてまだ運が良かったと思いますね。

あのまま路面が濡れたままだったら、さらにトラブルだらけの1日になっていたと思います。ただ、ホンダのホームグランプリで9位という順位は、自分たちの期待していた成績とは言えませんが。

普通ならレインタイヤやインターミディエットで走る路面をカットスリックで走ったのは自分のレース経歴上でも今回が初めてですので、いい経験ができたとは思います。まだ3回のレースが残っているので、このまま最後まで頑張り続けたいですね。

最後に、ケーシーにおめでとうの言葉を伝えたいです。今日は新しい世界チャンピオンが誕生しましたから、それに相応しい彼とチームの全員を祝福したいと思います。

●ミシュラン2輪スポーツ総監督:ジャン-フィリップ・ウェーバー
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スリックタイヤの調子がフリー・プラクティスを通してずっと良かったので、レースには自信を持っていたんです。ダニはずっと速かったし、予選も好調でしたしね。

ミシュランがもてぎで1列目を確保できた事にはすごく満足でした。レースでは期待通りの結果にはなりませんでしたが、乾きかけのウェット路面で性能を発揮できた事に満足しています。

ドニントンではレインタイヤが不調でしたから、あれから今日まで必死の開発を続けてきましたが、その成果が今回発揮されてバレンティーノとダニが途中からどんどん速さを増し、前を走るライダーを追い詰めていく事になりました。ですから、レース前半の内容については満足できていますし、この開発作業にかかわってきた全てのチームとメンバーに深く感謝しています。

戦略的な観点からすれば、もっと速くスリックに変えるべきでした。バレンティーノはトラブルを抱えるまでは素晴らしいレース運びでしたし、また、とても調子が良かったダニが転倒してしまった事が本当に残念でなりません。

今回のような気象条件での戦略はいつでも難しくなりますし、毎回少しのギャンブルを伴うものですが、少なくとも、ここまでの過去何週間かで開発が飛躍的に進んだ事については満足できます。

最後に、ケーシーとドゥカティー、ならびにブリヂストンの年間勝利を祝福したいと思います。


■10位)ジョン・ホプキンス リズラ・スズキ GSV-R
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レース中は路面のあちこちが乾き始めていましたが、最初に走ったマシンではちょっと柔らかめのコンパウンドを選びすぎたらしくて、それで滑りまくったせいでタイムを大きくロスしました。

ピットに入ってドライ用のマシンに乗り換えてからはできる限り激しく攻めて走り、その後は一度コースアウトをしたり、些細なメカニカル上の問題を抱えたりしましたが、それほど深刻な状況には至っていません。今日は何とかポイントを持ち帰る必要があったので、それだけは達成できたと思います。

年間タイトルを獲得したケーシーにはおめでとうの言葉を伝えたいです。間違いなく彼はチャンピオンに値しますからね。

残りの3レースでは、少なくとも今日よりはいい思いができる事を祈ります!


■11位)クリス・バーミューレン リズラ・スズキ GSV-R
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スタートの時に問題を抱えてしまったのは明らかに良くなかったです。コースに戻ってきたスタッフにエンジンをかけ直してもらう事になりましたからね。

走り出した時の感触は悪くなかったんですが、すぐに路面が乾き始めてしまい、ピットに戻ってマシンを乗り換えなきゃいけなくなるのは時間の問題だと分かりました。

ここまで速く路面状況が急変するのを予測するのは難しかったです。それにスリックタイヤに履き替えてからも、まだ路面に濡れている場所がたくさん残っていたので、ものすごく滑りやすかったんですよ。リスクを冒して一部では速く走るように頑張り、その他の場所ではなめらかにライディングするという感じでしたね。

その状況でタイヤとブレーキが温まるまではひどく苦しみましたが、最後の何周かは調子良く走れました。オープニングラップでほとんど1分近く遅れた事を思えば、11位は悪くない結果だとは思いますが、十分とは言えませんよ。
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まだ予選には課題が残っていますし、次のレースまでにはバイクの問題を解決しておく必要があります。次は自分のホームのオーストラリアですしね。

最後に一言、ケーシーがやりましたね。オージーのチャンピオン誕生を嬉しく思いますし、次は自分の番かどうか確かめておきます!

●リズラ・スズキ・チーム監督:ポール・デニング
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今週のもてぎはリズラ・スズキMotoGPチームにとっては難しいレースウイークでした。今日は運にも見放されていた感じですしね。

特にアキヨシサンが大変に気の毒です。彼はレースウイークを通して好調でしたから、今日はいい結果で完走するものだとばかり思っていました。今週は大変な頑張りようでしたし、上位にもつけていましたから、もっといい結果があって然るべきでした。今日の彼はジョンやクリスよりも速かったので、彼はその努力を誇るべきだと思います。

また、クリスとジョンは両者ともに何点か問題を抱えていました。一番大きな問題だったのはクリスのマシンがグリッド上で止まってしまった事でしょう。2名は揃ってウェットの時もドライの時もマシンから好感触を得る事ができていませんでした。

今年はここまでに素晴らしいシーズンを送ってきましたが、だからと言って何一つ保証などされていない事が今週ははっきりしました。今からフィリップ・アイランドまでの期間はとにかく必死に頑張って、調子をまた取り戻せるようにしておく必要があります。

ここでリズラ・スズキMotoGPチームを代表して、ケーシー・ストーナーとドゥカティー、ならびにブリヂストンに、彼らにふさわしい年間タイトルの獲得に向けての祝福の言葉を贈りたいと思います。私たちは今から次のシーズン開始までの期間を通して頑張り続け、2008年シーズンには彼らと戦えるだけの位置づけを確保できるようにしたいと思っています。


■12位)玉田誠 ダンロップ・ヤマハTech3 YZR-M1
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シルバンと同じくらい幸せだったら本当に良かったのにと思います。でも、ウェットでのタイヤ選択を間違えてしまい、それが少し柔らかすぎました。おまけに路面が乾き始めてからも、長い間そのまま走り続けてしまったんです。

もう何周か早くピットに入っていたら、もっと上位につける事ができた筈です。でも、こういう気象条件の時は全てがちょっとしたギャンブルですからね。


■13位)バレンティーノ・ロッシ フィアット・ヤマハ YZR-M1
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今週はチームの全員にとって本当に残念な結果に終わりました。ドライではストーナーよりも速く走れていましたから、いいチャンスに恵まれるのではないかと思っていましたからね。

今日の最初の問題は午前の天気です。ただ、それでも自分たちはいいバイクのセッティングを見つける事ができていましたし、レースに向けては大きな期待も抱いていました。

スタートはうまくいきませんでしたが、路面が乾くにつれてファーステストのペースで走れるようになり、そこでトップ集団との5秒の差を挽回する事ができています。

メランドリを交わした後に、ピットに戻ってマシンを交換しました。多分ピットインのタイミングとしては1周ほど遅かったんだと思いますが、それでも作戦的にはなんとか大丈夫な範囲でした。実際レースに復帰した時に自分の前にはロリスしかいませんでしたからね。

フロントにはインターミディエットを履きました。あの状況では一般的な選択と言えるカットスリックです。ただ、この時のバイクの感触は自分にとってはほとんど走るのも曲がるのも不可能な状態だったので、何か深刻な問題を抱えていると思ったんです。
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すぐにピットに戻りましたが、メカニックたちが言うには何も悪い部分はなかったようです。だからそのままコースには復帰しましたがもはや手遅れで、自分のレースもタイトル争いも、その時点で終わりになりました。

4周か5周を走り込んでからはだいぶ調子が良くなり、最後までそのまま走り続ける事はできましたが、もしこの問題さえなければ表彰台を狙う事ができたでしょうし、ロリスと勝利を争う事だってできた筈です。

今回の路面条件は本当に不運でした。ただ、これがレースですし、次戦までにはこれから3週間ありますから、全力をつくしてレースで勝てる方法を探り、シーズンの終わりを明るい状況で迎えられるようにしたいと思います。

自分のファンの人たちと、チームの全員には申し訳なく思っています。

今回のロリスを祝福したいと思いますが、まずは世界チャンピオンの座についたケーシーにおめでとうの言葉を伝えたいです。彼は年間勝利記念のTシャツに、憧れのライダーとして僕の名前を書いてくれたようですが、かなり嬉しくなっちゃいますね。

自分以外に誰かが勝っても、それが自分のファンの1人だったら嬉しいですよ!彼はものすごい強敵ですから、このライバル関係を今後も続けられる事を願っています。

●フィアット・ヤマハ・チーム監督:ダビデ・ブリビオ
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レースの前半は路面が急激に乾いてきていましたが、この状況は今シーズンの序盤に自分たちが問題を抱えていたのと全く同じような路面条件です。ただ、それでもバレンティーノは素晴らしい走りをしていましたし、スタートの遅れで開いたトップ集団との5秒の差を挽回する事もできていました。

しかしながら、彼はピットに戻ってバイクを交換し、コースに復帰した時にはいい位置につけていたにもかかわらず、すぐにピットに戻らざるを得なくなりました。彼は何かテクニカルトラブルがフロントに発生したと思ったんです。

チームのメカニックは急いでその部分をチェックしましたが、全てが正常だったので、仕方なく彼はそのままコースに戻ったんです。実際にはフロントタイヤの問題で、それがマシンを交換した後の数周は彼が走れないと感じていた原因でした。

コースに戻った後も、彼がこのフロントタイヤを『理解』するのには数周かかり、その後はレースを走りきる事ができています。コーリンもまたバイクを交換した後のフロントタイヤに同じ感触を持っていたようですし、思い通りにバイクに乗れるようになるまでに数周を必要としたようです。

バレンティーノは2番手でレースに復帰できていましたし、チームの戦略はほとんど完璧でしたが、不幸にしてあのスリックタイヤでは、トップを確保するのは不可能な状態でした。

ストーナーのタイトル獲得に、私からの祝福の言葉を贈ります。将来に向けてすごいライバルが出現しましたから、来年が非常に面白いシーズンになる事を願わずにはいられませんね。


■14位)コーリン・エドワーズ フィアット・ヤマハ YZR-M1
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レースの序盤には少し路面が乾きすぎているように感じましたし、午前中のフルウェットの時よりもバイクからは好感触が得られていました。

レインタイヤを履いてああいう状態のコースに出る時には色々走りが制限されますし、路面も乾いてきていましたから、できる限りタイヤを温存しながら走る事を心がけるようにしていました。

実際には悪くない状態で走れていたと思います。スタートの時にポジションも挽回できましたしね。でも、恐らく自分たちはマシンを交換するのが何周か遅かったんだと思います。

まあ、それは結果的にはあんまり関係なかったんですけどね。フロントにカットスリックを履いたマシンでコースに戻ったんですが、そのタイヤがひどい状態だったので、いったい何がどうなってるのかを理解するまではペースを落として考える以外に方法がなかったんです。
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バレンティーノがピットに戻ったのはそのひどい感触のせいです。自分もほとんど同じような状態でしたが、結局自分の場合はそのまま走り続けて、ちょうどつま先立ちで歩くような感じで一体どうやって乗ったら正しく走れるのかを考えていました。

今日の午前中はかなりのチャンスがあると思っていたので、本当にこの結果には残念ですが、自分のクルーとチームの全てのスタッフには感謝しています。全員が今までにも増して真剣に頑張ってくれていたので、今日はもっと高い結果が彼らにはふさわしかった筈です。

また、ケーシーにはおめでとうを言いたいですね。今シーズンを通して素晴らしい走りを見せましたし、年間タイトルにふさわしい活躍だったと思います。


■15位)伊藤真一 ダンティーン デスモセディチ
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前日までは楽な状況とは言えませんでしたから、今日の結果には満足しています。

もてぎでは以前に一度もドゥカティーで走った事がありませんから、少し変な気分でしたね。また、最高峰の世界ではもう何年もレースをしていませんから、完走ができてポイントも獲得できた事を嬉しく思います。

ドゥカティーでの走行をとても楽しむ事ができました。自分のために頑張ってくれたチームの全ての方に、感謝の気持ちを伝えたいと思います。


■16位)中野真矢 コニカミノルタ・ホンダ RC212V

写真自分のホーム・グランプリがこのような結果に終わりとても残念です。

レースの最初はフルウェットでしたが、すぐに路面が乾き始めて、それからは何人かのライダーがピットインしていくのが見えていました。自分もピットインしようかと思いましたが、ミシュランのウェットタイヤが乾きかけの路面でとても良好だったんです。

恐らくもう2〜3周早くピットに戻るべきだったと思います。ただ、バイクを乗り換えた後もまだ何ヶ所か濡れている場所が残っていて、あまり激しく攻めて走る事はできませんでした。それに硬めのコンパウンドのスリックタイヤからは接地感をあまり得る事ができなかったので、これが今回のレースを難しくしました。

自分のホームGPで今回のような結果は受け入れがたいです。でも、次からの残り3戦に向けて頑張りたいと思います。

●コニカミノルタ・ホンダ・チームオーナー:ジャンルカ・モンティロン

レース序盤のあの状況ですから、多くのライダーが路面の状態を把握するのに少し時間が必要だったのは見ての通りですし、私たちも序盤の周回では少しタイムをロスしたと思います。
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それから2周か3周が過ぎたところでシンヤは安定していましたし、いいリズムをつかみかけていました。また、路面が乾き始めた時にライダーたちはドライ用のセッティングを施したマシンに乗り換えるタイミングの判断を迫られましたが、シンヤはいいタイミングを選んだと思っています。

彼がスリックタイヤでコースに復帰してからは、マシンの感触と挙動を理解するのにさらに数周が必要でしたが、難しい路面状況の中で、結果として彼は私たちのパッケージからいい感触を得る事ができなかったようです。それが今回の成績の理由です。

今週はスポンサーのホーム・グランプリで期待が大きかっただけに、この成績に私たちは本当に落ち込んでいます。

●コニカミノルタ・ホンダ技術責任者:ジュリオ・ベルナルデッレ
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今回は私たちにとって本当に難しいレースでした。

午前のウェットのウォームアップでは、ミシュランが用意してくれた新しいウェットタイヤのオプションを試したところ感触が良く、悪い状況ではなかったので、もしレースがフルウェットになってくれればいいレースができるだろうと思っていました。

シンヤはドライ用のマシンでコースに戻ってからはグリップが得られなくなり、それで他のライダーと戦えるだけの十分なラップタイムで走る事ができなくなりました。

フルウェットでもフルドライでもなく、路面温度が不安定な時に、私たちがグリップのレベルに問題を抱えている事は分かっています。シンヤはマシンのリアが振動するという問題も抱えており、その原因ははっきりはしていませんが、おそらくコーナーでの低いグリップレベルに関係したものだと思います。


■17位)柳川明 カワサキ ZX-RR
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決していい順位ではありませんが、今回のレースを完走するという目標は達成する事ができました。この結果を5年間も待ちましたからね!

レースのスタート時点からリアブレーキに問題を抱えてしまい、ピットに戻ってバイクを交換する事になりました。すでにマシンはスリックタイヤを前後に装着していましたが、あの段階のコースはまだものすごく濡れていたので、その後の何周かは氷の上でスケートをしているみたいでした。

でもその後は調子が上がってきて、ラップタイムも良くなりました。最後まで走り切れて本当に嬉しいです!


■18位)カルロス・チェカ ホンダLCR RC212V
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レースの最初はウェットタイヤとスリックタイヤのどちらを使おうか迷いましたが、まずはウェットタイヤにしない事には最初はリスクが高すぎました。

リアが大きく滑り出したので、マシンを交換しに5ラップ目にピットインしましたが、コースの路面状況が急激に変化したためにチームがまだマシンのセッティングを変えている最中だったので、ここで何秒かを無駄にしています。

スターティンググリッドに並んでいた時にスペアバイクで使うフロントタイヤの種類を急遽決めたんですが、ピットインした時にはその作業の時間が足りてなかったようです。

路面が乾きだしたレースの後半は、残念ながらあれ以上速く走るのは無理でした。


■DNF)秋吉耕佑 リズラ・スズキ GSV-R
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いいレースができましたので、自分としては本当に楽しかったです。

バイクもタイやも調子が良かったので、いい位置で完走できると思っていましたが、バイクに何か問題が発生して、そこでマシンが止まってしまいました。

今週のチャンスを与えてくれたスズキのために、感謝の気持ちを込めていい結果が残したかったのに本当に残念でした。


■DNF)ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ RC212V
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今日の朝を迎えるまでは期待に溢れたレースウイークだったのに、本当にどうしようもなく残念な結果に終わってしまいました。

完全なドライ路面での自分たちのパッケージはものすごく高い仕上がりに感じましたが、乾きかけの路面ではちょっとした宝くじみたいな状況に事態が一変しましたね。

それでも、スタートはうまくいきましたし、レースの序盤にはすごくいい感触が得られてトップ集団を逃がす事なく走れていました。その直後に最後のシケインで転んでしまいましたが。

何が起こったのか自分では良く分かっていません。スロットルを全く開けていなかったのにもかかわらず、リアからいきなり投げ出されたんです。もっと早めにピットに戻る必要があったとは思いますが、それは今だから言えるのであって、あの状況でその判断は簡単じゃなかったですよ。
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自分とチームにとっては残念な結果でしたが、それでも今回は明るい材料も得られています。もしドライのままレースができていれば優勝を狙えたと思いますから、このまま最後のレースまで頑張り続けるだけです。

それよりも、今の自分の一番の心配は左足の骨が折れているように感じている事です。レントゲンでの精密検査をさらに受ける予定ですが、次戦のオーストラリアにはいい体調で挑める事を祈っています。

チャンピオンになったケーシーにはおめでとうの言葉を伝えたいです。今年の彼はシーズンを通してものすごく強かったですね。本当に今日のタイトル獲得に値する活躍だったと思います。


■DNF)カーチス・ロバーツ チーム・ロバーツ KR212V

写真オープニング・ラップの序盤は5人のライダーをとらえましたが、4コーナーを過ぎてから1周を終えるまでに突然状況が悪い方向に一変したんです。アスファルトの上をマシンが跳ねながら滑り出したって感じですね。

そこからはそんな状態が小刻みに続いて、まるでオイルか何かがタイヤに塗られているような感じでした。バイクから降りたくはなかったんですが、いったい何が問題なのか分からなかったんです。

リアにはハードのレインタイヤを選択していましたが、まるでソフトを履いているような感触で、まったく機能してくれませんでした。何がどうなっているのかさっぱり分からなかったので、それでピットインしたんです。

次にはカットスリックを試しましたが、いくらなんでもあのレースの序盤では使いものになりませんでした。ほとんど全てのコーナーで転びそうになってましたね。路面が濡れすぎていてカットスリックが使えるような部分はどこにもありませんでした。

いいレースができると思っていたのに、不運でした。今年の典型的パターンです。

●チーム・ロバーツ監督:チャック・アクスランド
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カーチスはいいスタートの後に攻めの走りを見せて何人かを交わしましたが、そこで彼が言うには4コーナーから5コーナーを過ぎたあたりの連続したコーナーから全ての状況が悪化したようです。

彼はオイルの漏れを心配してピットインしたんですから最悪ですよ。スペアマシンは路面が乾いた時のためにカットスリックを装着してあったんですが、彼はそのバイクに乗ってコースに戻ったんです。マシンを傾ける事すらできなかったと言ってましたけどね。恐ろしい話ですよ。

あのチャンスに乗り損ねたのはとても残念です。最初のマシンにメカニカル上の問題は見つかっていません。

次戦は馬力が要求されるフィリップ・アイランドですが、以前に走った時にはいいラップタイムを出せているので、バイクのハンドリングは大丈夫だと思います。

何を選んでおいて、気象条件はどうなるのか。どんなタイヤを確保したかによりレースが全て決まってしまうみたいですね。


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