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中野選手「明日の予選に自信」
インテリマーク編集部
2007年9月21日

待ちに待った母国GPの初日、コニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手は、ツインリンクもてぎのストップ・アンド・ゴーに合うサスペンションとタイヤの組み合わせ作業に集中したようだ。
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午前に路面温度が低かった時には、好調に安定したラップタイムを刻んで常にトップ10付近の順位につけていた中野選手は、午後の急激な路面温度の上昇時にはタイヤ選択に困って順位を大きく落としたが、サスペンションの調整続けたセッション終了までにはトップのペドロサから約1秒差となる1分48秒697を記録して、再び12位にまで浮上している。


■モンティロン「いいタイヤは明日に取っておいた」

コニカミノルタ・ホンダのチームオーナーであるジャンルカ・モンティロンは、午後にタイムがあまり伸ばせなかった事には満足できていないと述べ、中野選手がさらに楽にマシンを操れるよう、2日目に向けてセッティングの改善作業を続けたいとコメントした。
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「午後にはシンヤ(中野選手)が大きくタイムを改善すると思っていたので、1日目の結果に完全には満足できていません。ただ、タイヤ・レギュレーションの関係から、一番いいタイヤは明日に向けて使わずに残す必要があったんです。」とモンティロン。

「午前の状況の方が今日は良かったですね。シンヤは安定して速いタイムを刻んでいました。ですが、午後にはまわりのライダーたちが大きくタイムを縮めてきましたし、自分たちの改善状況はその中であまり大きくありませんでした。終盤にはシンヤも自己ベストを大きく更新しましたけどね。」

「まだ明日に向けていいセッティングが見つけられるように頑張る必要があります。それができればシンヤが予選でいいタイムを残す事ができる筈です。また、レースの距離を完全に走り込んでも安定して走れるようにしなければいけませんから、これからチームが進める改善作業が、少しでも中野選手のレースを通してのリズム作りに役立つ事を祈っています。」


■中野選手「明日の予選に自信」
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楽しみにしていたもてぎで、午前には順調な走りを見せた中野選手は、午後は路面温度の上昇によりタイヤ選択が難しくなったと述べ、翌日以降ももてぎに合うサスペンションセッティングを追求していきたいと語る。

写真「ホームで走れて嬉しいですね!今日は午前中の調子がすごく良かったです。ただ、午後には路面温度が上がった影響でタイヤ選びが難しくなりました。」と中野選手。

「ここではタイヤ選択がすごく重要ですが、最初に考えていたものよりも硬めのタイヤを今回は選ぶ必要があるかもしれません。今日は明日に向けて2本のタイヤを選びましたが、その時にそれぞれの性能を比較するつもりです。」

「もてぎの特性上、タイヤとサスペンションのセッティングがいいラップタイムを刻む上での鍵になります。ですから、このままそれぞれの正しい組み合わせが見つかるように作業を続けていきます。」

「明日の予選には自信があります。今日の結果を見る限りはすごくタイムが接近していますけどね!」


■ベルナルデッレ「楽に48秒台で走れるようにしたい」

また、チームの技術責任者であるジュリオ・ベルナルデッレは、初日に解決できていない問題を快勝できれば、さらに0.4秒はタイムを縮められると述べ、2日目以降の作業に意欲を燃やしている様子だ。

「かなり悪くない状況だと思いますよ。それほどトップのライダーたちから離されていませんし、エストリルの時とそんなに変わらないと思います。」とベルナルデッレ。
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「自分たちはかなり他のライダーたちと近いタイムですが、多分今回はダニ・ペドロサの1分47秒台が突出しているんでしょうね。」

「今日の中心的な作業は48秒台で安定して走れるようにする事でした。これは今の段階では、まだシンヤにとって簡単な事ではない状態ですから、もっとバイクの改善作業を進めて、これが楽に達成できるようにしたいと考えています。」

「今回の自分たちは最後の3つのコーナーがあまり速く走れていません。ただ、この問題を解決できれば、さらに0.4秒は短縮できる筈ですので、それを実現するために、サスペンションのセッティング作業を続けなければいけません。もてぎはハード・ブレーキングの必要な場所や、低い速度から一気に加速しなければいけない場所がたくさんありますから、サスペンションにかかる負担が大きいんです。」

「今日は本当に暑い1日でしたね!この温度のせいで、タイヤ選択の最終決定は、一部の点を除いて明日に持ち越す事になりました。ここは午前と午後の温度が大きく違いますから一貫性を実現するのが難しいです。それに日曜日はもっと涼しい状況でのレースになりそうですしね。」


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