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2007年MotoGP第6戦イタリアGP 走行結果速報(2日目)
インテリマーク編集部
2007年6月2日 【最新情報はブラウザのリロードをボタンを押して確認して下さい】
写真第6戦イタリアGP2日目
・各クラス全ライダー走行結果表は、以下のリンク先をご覧下さい。
初日の詳細内容
予選後の各ライダーのコメントなど


125ccクラスFP2、MotoGPクラスFP3、250ccクラスFP2
125ccクラス予選2、MotoGPクラス予選、250ccクラス予選1


現地天候および走行スケジュール
2007年全レース日程と結果
冬季プレシーズン全テスト結果
フランスGP終了時のポイントランキング

現地情報(天候、アクシデント、他概要)
■MotoGPクラス 【予選の情報は随時ここに追加されます】
写真
MotoGP午後予選
この日の午後のMotoGPクラスの予選はフルウェット状態からのセッション開始となったが、予選中盤にはコースの一部が陽射しに照らされ路面の所々が乾き始めるという難しいコンディションとなった。

■フルウェットの序盤からストーナーとバーミューレンがポール争い
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予選開始からのウェットの15分間はドゥカティーのケーシー・ストーナーとリズラ・スズキのクリス・バーミューレンがタイムシート上のトップの座を2分3秒台のラップタイムで争い、その後の5分間はグレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリが2分2秒台に突入して、争う2名から暫定ポールの座を一時的に奪った。

■予選折り返し時点の順位
写真
所々に青空が現れ、陽射しが路面を照らし出したものの、一部の区間は雨が降り続くというセッション折り返しの残り30分、タイムシート上にはこの時点のトップタイムの2分0秒359を記録して再び暫定ポールについたストーナーと、2分1秒381の2番手タイムを記録してさらにストーナーを追うバーミューレンを筆頭に、2分2秒台のメランドリ、カワサキのオリビエ・ジャック、ドゥカティーのロリス・カピロッシ、2分3秒台のリズラ・スズキのジョン・ホプキンス、カワサキのランディー・ド・ピュニエ、プラマック・ダンティーンのアレックス・バロスが続き、暫定のトップ8はブリヂストンユーザーに占められた。
写真
暫定8番手のバロスに続くのは、2分4秒台のバレンティーノ・ロッシ、レプソル・ホンダのダニ・ペドロサ、プラマック・ダンティーンのアレックス・ホフマン、2分5秒台のコニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手、レプソル・ホンダのニッキー・ヘイデン、2分6秒台のホンダLCRのカルロス・チェカ、2分7秒台のグレシーニ・ホンダのトニ・エリアス、チーム・ロバーツのカーチス・ロバーツ、2分8秒台のダンロップTECH3ヤマハのシルバン・ギュントーリ、フィアット・ヤマハのコーリン・エドワーズ、2分8秒後半のチーム・ロバーツのケニー・ロバーツ・ジュニアと2分10秒台の玉田誠選手。

写真■予選通過が危ぶまれたロバーツ・ジュニアと玉田選手

この時点における19番手のケニー・ロバーツ・ジュニアと20番手の玉田誠選手のタイムは予選通過タイムに到達していなかった。


■セッション後半の路面はドライとフルウェットが共存

ドライとフルウェットが入り交じった状態のセッション中盤は、各ライダーが難しい路面コンディションに苦しんだ事から上位ライダーのタイムに変動は少なくなっている。なお、トップのストーナーと2番手のバーミューレンは、雷がなって一時的に各ライダーがピットに戻された後、路面が再び安定してタイムアップができるようになるチャンスを待った様子だ。

■ロバーツJr.は予選通過タイムを記録、ロッシは3番手に

写真ケニー・ロバーツ・ジュニアが予選通過タイムを上回る2分7秒603を記録したセッション残り10分に入ると、路面にはドライの部分が多く見られるようになり、この時点からセッション終了間際にかけてロッシが2分1秒台を記録して3番手に入るなど、トップ8周辺の順位変動が慌ただしくなる。


■結局ポールポジションはストーナー、2番グリッドはバーミューレン

写真しかしながら、その後1列目の順位に変動はなく、タイムアタックとしては最悪のコンディションとなったムジェロの予選でポールポジションを獲得したのは、セッションの大半をタイムシート上のトップで過ごしたドゥカティーのケーシー・ストーナーだった。

2番グリッドはリズラ・スズキのクリス・バーミューレン、1列目最後の3番グリッドはフィアット・ヤマハのバレンティーノ・ロッシが獲得している。

2列目4番グリッドは中国GPで負った怪我から今回復帰したばかりのカワサキのオリビエ・ジャック、5番グリッドはドゥカティーのロリス・カピロッシ、2列目最後の6番グリッドにはグレッシーニ・ホンダのマルコ・メランドリが入った。

■中野選手は12番グリッド、玉田選手も予選通過扱いに

写真ドライ・セッションでは2日間を通してトップタイムを記録していたレプソル・ホンダのダニ・ペドロサは3列目となる8番グリッド。コニカミノルタ・ホンダの中野真矢選手は12番グリッド、昨年度チャンピオンのニッキー・ヘイデンは13番グリッドから翌日の決勝レースをスタートする。
写真
なお、ダンロップTECH3ヤマハの玉田誠選手は予選通過タイムを今回は越える事ができなかったが、レース審議委員会により不安定な天候が配慮され、翌日の決勝レースには出場できる事が決定している(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。


予選気温は19度、路面温度は22度、湿度は40%。路面状況はウェット。
・ムジェロのサーキットレーコード(990cc)は2005年にM.ビアッジが記録した1分50秒117
・ムジェロのベストラップレコード(990cc)は2006年にS.ジベルナウが記録した1分48秒969


■250ccクラス 【予選の情報は随時ここに追加されます】
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250cc午後予選2
ウェット・セッションとなった250ccクラスの最終予選、総合トップタイムをマークしたのは、今年250ccクラスにステップアップしてから初のポールポジションを獲得したマステルMapfreアスパルのアルバロ・バウティスタだった。
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1列目2番グリッドはチーム・スコットのアンドレア・ドヴィツィオーゾ、レプソル・ホンダの青山周平選手は今季初の1列目スタートとなる嬉しい3番グリッドを獲得。1列目最後の4番グリッドはエミー・カフェラテのトーマス・ルティー。
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初日は暫定1列目4番グリッドを確保していたポイントリーダーであるフォルツナ・アプリリアのホルヘ・ロレンソは、難しい路面コンディションとなった第2予選で走行タイミングを見誤りまさかの5列目となる20番グリッドにポジションを後退させている。

また、KTMの青山博一選手は2列目7番グリッド、医師の経過観察下にある高橋裕紀選手は最後尾となる7列目の27番グリッドを確保した。なお、カンペテーラの関口太郎選手は4周目を走行中に1コーナーでエンジンがストップし、その後は走行を再開できなかったが、転倒などはしておらず、高橋選手の1つ手前の26番グリッドを無事に確保している。

この日は他のクラスと同様に、250ccクラスも予選通過タイムによる足切りは行われていない(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。


予選2気温は21度、路面温度は24度、湿度は29%。路面状況はウェット。
・ムジェロのサーキットレコード(250cc)は2005年にA.デ・アンジェリスが記録した1分54秒332
・ムジェロのベストラップレコード(250cc)は2005年にJ.ロレンソが記録した1分53秒457


■125ccクラス 【予選の情報は随時ここに追加されます】
写真
125cc午後予選2
初日の第1予選は気象条件の変化により、路面コンディションが完全にウェットとなる前にタイムを記録していた10人のライダーのみが予選を通過するという波乱の展開となった125ccクラスだが、この日の午後の第2予選も路面はウェットとなり、初日の10人に加えて新たに16人のライダーは予選通過タイムを上回る事ができたものの、残る8名のライダーはレギュレーション上の不通過(レース出場不可)となった。

しかしながら、一部のライダーだけが良好な路面コンディションの中で記録したタイムが予選通過の基準点となった事をレース審議委員会は考慮し、予選通過タイムを2日目に記録できなかった8名を含む34名のライダー全員を予選通過とみなす特別措置が今回は取られる事を、レース運営側は125ccクラスの第2予選終了後に発表している。
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2日目も悪天候となった125ccクラスの予選でポールポジションを獲得したのはバンカハ・アスパルのエクトル・ファウベル、2番グリッドはコプロン・チーム・スコットのマイク・ディ・メッリオ、3番グリッドはバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシ、1列目最後となる4番グリッドはコプロン・チーム・スコットのディノ・ロンバルディが獲得している。
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なお、KTMの小山知良選手は惜しくも1列目は逃したが、2列目最初となる5番グリッドを確保した(その他のタイムや順位は結果表を参照の事)。


予選2気温は16度、路面温度は19度、湿度は55%。路面状況はウェット。
・ムジェロのサーキットレコード(125cc)は2006年にM.パッシーニが記録した1分58秒677
・ムジェロのベストラップレコード(125cc)は2006年にL.ペセックが記録した1分58秒202



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