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カワサキ「中国からライダーの走りが変わる」
インテリマーク編集部
2007年5月4日

トルコ翌日の合同テストにおいて、マシンの改善に確かな手応えを得たカワサキ・レーシング・チームは、その影響から、本日の中国グランプリからはフランス人ライダー2名の両方の走りが大きく変わるだろうと高い自信を示している。
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■落ち込むジャックと自身最高位を記録したド・ピュニエ

前回のイスタンブールでは、オリビエ・ジャックがオープニングラップの最終区間でブレーキングをポイントを見誤り、3名のライダーを巻き込んで転倒するというカワサキにとっては辛いレースを経験する事になったが、その一方で、ジャックのチームメイトのランディー・ド・ピュニエは、MotoGPクラスでの自身最高位となる8位を獲得しており、既存の問題の解決が進むNinja ZX-RRと、上り調子のブリヂストンタイヤの勢いに、中国への期待をより一層高めた様子だ。
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■トルコ翌日のテストで中国への期待を高めたド・ピュニエ

ド・ピュニエは前回のレースでは、優勝したドゥカティーのケーシー・ストーナーからは約14秒しか離されておらず、安定した速いペースで22周回を走りきったが、トルコ翌日の合同テストでは、そのレースウイーク中の好調なペースをさらに上回るタイムを記録しており、ストレートパワーでは不利とも見られる中国でも、トルコに続きトップ10入りを無理なく狙えると考えている。

■最高の思い出の中国で復調をアピールしたいジャック
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また、自分が引き起こす事になったトルコの多重事故の後は、心身ともに辛い時間を過ごした様子のオリビエ・ジャックは、2005年に当時カワサキのアレックス・ホフマンの代役としてスポット参戦し、2位表彰台を獲得した思い出の上海で、トルコで本来見せる筈だったスペインでの最後尾争いの悪夢の後の復調をアピールする構えだ。

ジャックは今期のカワサキでのMotoGPレギュラー参戦復帰のきっかけとなった2005年の活躍を、激しい混戦の今シーズンに再現する事が容易では無いことを十分に理解はしているとしながらも、何一つ諦める事なく全力をつくしたいとしている。


■ド・ピュニエ「予選で2列目は狙える」

トルコGP翌日の合同テストでは、マシンの改善状況をその走りでアピールし、中国に向けての準備を万全に整えたというランディー・ド・ピュニエは、追い抜き箇所の少ない上海では予選で高いグリッドを獲得する事で、レースでのトップ10入りを容易にしたいとコメントした。
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「前回のイスタンブールでは自分のMotoGPクラスでの最高位を獲得できましたし、その翌日のテストでもいい結果が得られましたから、上海のレースがかなり楽しみになりましたね。」とド・ピュニエ

「ただ、上海サーキットは施設の面ではすごいとは思いますが、コースそのものには魅力を感じないのも事実です。ライダーとしての個人的見解ですが、実際のところレースを行う上ではあまりに退屈すぎる最悪なコースレイアウトでしょうね。2本の長いストレートがあって、それを多くの低速コーナーが連結しているだけって感じです。」

「一番難しいのは、時速約300キロでバックストレートを走ってから、その最後に飛び込む14コーナーです。あそこを安全に通り抜けるには、曲がり始めるまでにほとんど停止するくらいにバイクの速度を落とす必要があります。ブレーキング・ポイントの把握もしにくい場所ですしね。」
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「このコースで必要とされるのは高いスピードとバランスのとれたバイクです。また、あまりいい追い抜き箇所もないので予選がとても重要になりますが、今回は2列目以内のグリッドを狙える自信がかなりありますよ。レースの時にいいスタートさえ決めれば、トップ10入りは現実的な目標になると思います。」


■ジャック「トルコでは身も細る思いだった」

イスタンブールの事故の後、転倒時に強打した尾てい骨の痛みで翌日の月曜日のテストをキャンセルしたオリビエ・ジャックは、トルコでの優勝候補と言われたライダー数名を巻き沿いにした事もあり、ここまでに辛い時間を過ごしてきたようだ。

写真トルコの事を忘れて今は中国に集中するというジャックは、良い思い出の上海サーキットでは、チームが目標とするトップ10入りを達成できるだろうと語る。

「ここまでのシーズンの序盤は、自分の期待通りには進まなかったと言うのが正直なところでしょうね。」とジャック

「開幕戦のレースは期待の持てる結果でしたが、2戦目のヘレスはまさに悪夢でした。その後のイスタンブールのフリー・プラクティスと予選では相当にバイクが進歩したので、レースには楽観的に挑む事ができていたのに、次に起きた事については何も言えません・・・オープニングラップの事故は本当に身も細る思いでした。自分のここまでのレース経歴の中で、あんな事は初めてだったんです。」

「翌日の月曜日は心身ともに打ちひしがれていましたが、自分の打撲の具合はかなり回復しましたので、今は今週末の上海のレースだけを考えなきゃいけない時だと思います。」
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「今週末はトップ10入りに自信が持てます。このサーキットは好きですし、アレックス・ホフマンの代役として2005年にカワサキのZX-RRでスポット参戦したウェットレースで2位表彰台を獲得した最高の思い出の場所です。」

「あの時の成績を今シーズンに再現するのは本当に難しい事だと分かっていますが、自分の挑戦を諦めたりはしませんよ。」


■金子直也技術監督「中国からライダーの走りが変わる」

カワサキ・レーシング・チームの技術監督を務める金子直也氏は、スペインGP翌日と前回のトルコGP翌日の2回の合同テストを通し、マシンの改善状況に確かな自信を持ったようだ。

上海では予選で高いグリッドポジションが不可欠だと金子監督は語る。
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「今回のレースに向けて、いくつかの点で私たちはNinja ZX-RRの改善を進めました。」と金子技術監督

「エンジン・マネージメント・システムとリア・サスペンションのセッティングを変更した事で、ランディーは金曜日のフリー・プラクティス中の転倒で負った痛みの影響があったにもかかわらず、トルコGP翌日の合同テストではレースウイーク中よりも速いラップタイムを記録しています。今回のいくつかの改善点が、中国での2名のライダーの走りを大きく変える事は間違いないと強く信じています。」

「上海はストップ・アンド・ゴーが中心のコースレイアウトであり、アクセルを全開するポイントと、激しいブレーキングを行うポイントが直結しています。さらに、MotoGPカレンダーの中で最長のロングストレートではトップスピードも要求されます。」

「今回のレースで高い成績を得るには、先頭に近いグリッドからスタートする事が、私たちのライダーにとっては不可欠です。トップから10秒以内のポジションでチェッカーを受けたいですからね。」


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