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ロッシ「タイヤはOK、あとはトップスピード」
インテリマーク編集部
2007年5月3日

現在は上海で明日の5月4日の中国グランプリ初日を待つフィアット・ヤマハチームは、前回のイスタンブール戦において、ポールポジションからスタートしたバレンティーノ・ロッシがレース10ラップ目付近からタイヤトラブルのために表彰台争いから脱落して10位、コーリン・エドワーズがオープニングラップで後続のライダーに追突されてリタイアという、好調なレースウイーク中の期待とは全く異なる散々な結果に終わった。
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しかしながら、ドゥカティーのケーシー・ストーナーにポイントリーダーの座を奪い返された後、現在のロッシのランキングは2位、エドワーズも6位と好調であり、前回のトルコを除けば、フィアット・ヤマハの2名は開幕から安定して高い成績を維持しており、中国でも2名揃っての表彰台を狙う姿勢だ。


■中国に向けて徹底的にタイヤをテストし、万全の体制のロッシ

明日から始まる中国GPに向けて、フィアット・ヤマハチームとバレンティーノ・ロッシ、および前回のトルコと同様に昨年の中国GPでもロッシのタイヤにトラブルを出しているミシュランは、トルコGP翌日の月曜日にはロッシの希望するタイヤを急遽持ち込み、万全の体制でレースに挑むべく、タイムアタックもそこそこに徹底的なタイヤテストを実施している。
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この結果、ロッシは再びミシュランタイヤへの信頼感を取り戻しており、自信を持って中国の戦いに挑む事ができるようだ。

■勝利を狙うロッシとヤマハにとって気になる中国でのドゥカティー

なお、上海サーキットはF1誘致を目的に2004年に建設された近代サーキットであり、今期のMotoGPカレンダー内でもトップレベルのエンジンパワーが要求されるコースレイアウトとしても有名だが、高い成績を常に目指すフィアットヤマハにとって気になるのは、中国と同じくパワーサーキットに分類される開幕戦のカタールと前回のトルコで圧勝し、今シーズン序盤からの宿敵となっているストレートパワーにおいて敵なしのドゥカティー勢だ。

■ヨーロッパ・ラウンドまでは『防衛戦』
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フィアット・ヤマハチームは、現在のヤマハの800ccマシンであるYZR-M1が、ドゥカティーのマシンと比較しエンジンパワーにおいて若干不利である事は認めており、開幕後のヘレスとイスタンブールでのテストで導入したエンジンパーツによりストレートでの性能改善は進んだとしながらも、今回の中国を『防衛戦』と位置づけており、攻撃的に勝利を狙っていくのは、中国の次から本格的に始まるテクニカルサーキットの多いヨーロッパラウンドからだとしている。


■怪我が回復し、今年も上海での表彰台を狙うエドワーズ

写真また、ロッシのチームメイトのコーリン・エドワーズは、トルコで負ったひざの外傷と打撲のために、レース翌日のテストの走行は見合わせたが、すでに怪我は回復の方向に向かっており、今週の中国GPには問題なく参戦できるという。エドワーズは、ミシュランとチーム、およびロッシのイスタンブールでのテスト結果が、明日の朝の上海サーキットでの自分のマシンのセッティングに直接役立つ事を確信している様子だ。

現在のポイントリーダーであるケーシー・ストーナーをはじめとするドゥカティー勢に有利と言われる事の多い2本のロングトレートを誇る上海サーキットだが、エドワーズは昨年の中国では予選で3番グリッド、決勝では3位表彰台を獲得している。

今年もエドワーズはヤマハのマシンのハンドリング性能を活かし、トップスピード以外のコーナリングでタイムを縮め、昨年と同様の高い成績を狙うという。


■ロッシ「トップスピード差が深刻にならない事を祈る」

上海でのグランプリ開催初年度の雨のレースでは優勝、昨年はリタイアに終わったバレンティーノ・ロッシは、タイヤに関する戦略は前回のテスト中にほぼ整ったとしており、残るは宿敵ドゥカティーにストレートでどこまで挑めるを課題としているようだ。

写真「トルコではポールポジションを獲得しておきながらレースでは10位という予想外に悪い成績でした。ただ、ミシュランは二度と同じ問題が発生しないように、原因究明に非常に真剣に取り組んでくれています。」とロッシ

「レース後の月曜日にはいいテストができました。中国を想定した新型タイヤの組み合わせを何種類も試しましたので、すでにアイデアがいくつかありますし、うまくいくと思っています。今はどんなタイヤを選択しておくのが理想的かを考えて、金曜日の午前中になったら状況を確認したいですね。」

「去年の中国では大きな問題が発生してレースを完走する事ができませんでしたが、2005年にはウェットで圧倒的な勝利を獲得していますので、いい思い出のあるサーキットなんですよ。もちろん悪い記憶も消えていませんけどね!」

「自分たちのバイクにとって理想的な場所じゃない事は分かっています。ストレートでは大きく2つのグループに分かれるでしょうね。最初のグループはドゥカティーで、もう一方は残された自分たちですよ!」

「冗談はさておき、ものすごく長いストレートですから、あそこで自分たちに少しトップスピードが足りないのは事実です。ただ、トルコで新しい対策をエンジンに施してからの調子は上がっていますし、性能改善も見られましたから、あまり深刻な問題にはならない事を期待しています。」

「ポイントを少し失いランキングは現在2位ですから、今回は少なくとも表彰台は狙っていく必要がありますね。」


■エドワーズ「中国で反撃パンチ」

トルコのオープニングラップでの事故によりひざを打撲し、激しい痛みのためにその翌日の合同テストはキャンセルしたコーリン・エドワーズは、自宅での静養を経て怪我の具合は回復の方向に向かっており、中国では反撃のパンチを繰り出したいと成績挽回の意欲に燃えている。
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「トルコは本当に残念でした。表彰台を狙えると思っていましたからね。ただ、それがレースですから、腹を立てたり、いつまでもシチューみたいに煮えたぎっていても仕方ありませんからね。」とエドワーズ

「ひざがひどく痛んだので翌日の月曜日のテストはキャンセルしましたが、あの後に数日家で静養したのが良かったらしく、だいぶ痛みは軽くなりました。」

写真「シーズンの序盤が好調だっただけに、トルコでチームに悪い結果を与えてしまったのはすごく残念です。ただ、あそこはもともと手強いサーキットでしたので、中国では反撃のパンチを出すのが楽しみですね!」

「去年の上海では表彰台を獲得できましたし、自分にとってはいいレースでした。もちろん今年もさらに上の成績を狙っていきますよ!ストレートが長いし、チームにとって難しいサーキットには違いありませんが、コースのそれ以外の部分で挽回できる事を期待しています。」

「中国でもタイヤが重要な役割を果たします。ただ、トルコのレース翌日の月曜日に・・・自分は椅子に縛り付けられていましたが・・・バレンティーノとミシュランは真剣に頑張ってくれていましたので、うまくいくアイデアを彼らはすでに持っている筈ですよ。」


■ブリビオ監督「中国で防衛、ル・マンから攻撃」

トルコでの残念な結果は、今後の戦いに向けて有益な情報を集める良いチャンスなったと前向きなコメントを述べるフィアット・ヤマハのチーム監督であるダビデ・ブリビオは、ストレートパワーの要求される上海では防衛に徹し、その次戦のル・マンから始まるヨーロッパラウンドから本格的な反撃ののろしを上げたいと語った。

「トルコは残念な結果に終わりましたが、新しいバイク用に作られたタイヤの限界値を知る重要な情報とデータを収集するいい機会になったと思います。この分野はこれから改善が進む部分ですからね。」とブリビオ監督
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「ミシュランとは非常に有意義なミーティングを行い、先週の月曜日にはいくつかいいアイデアを出す事ができました。あとは時間がそれを証明するだけですが、私たちは作業の新しい方向性を確認し合いましたので、中国ではメンバー全員がそれを全力で検証しながら、ミシュランが私たちのバイクやライダーのライディング・スタイルに最も適したタイヤを探すのを手伝う事になるでしょう。」

「長いストレートがありますから、中国も非常に厳しいレース展開になるでしょう。私たちのマシンはより小さめの『乗りやすい』サーキットで強さを発揮しますから、そういう特性を最大限に引き出せるサーキットとは言えませんからね。」

「今回は可能な限り防衛戦に徹して、もう一度ヨーロッパに戻るまでには攻撃に転じる事ができるように、バイクとタイヤを仕上げる事に集中したいと思います。そこからは優勝をかけて再び戦いたいです。」


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