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ダニ・ペドロサと一緒にヘレスを走ろう
インテリマーク編集部
2007年3月21日

今週末の3月23日からヘレス・サーキットで開催されるスペインGPは、レプソル・ホンダのダニ・ペドロサにとってのホーム・グランプリだ。
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今回、ダニ・ペドロサが慣れ親しみ、2005年には250ccクラスで優勝を獲得しているヘレス・サーキットのコースレイアウトを、本人が走行順序に従って説明している。ここでは、レプソルYPFが公開したそのペドロサのコース解説を紹介する。


■メインストレート、1コーナーと2コーナー
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「メインストレートから1コーナーの『Expo92コーナー』と2コーナーの『ミシュランコーナー』にかけては、MotoGPバイクではすごく難しい部分になります。」とペドロサ。

「ここは長いストレートが少ないので休める時間が短いんですよ。メインストレートも短いから1コーナーのブレーキング・ポイントまではあっという間ですしね。」

「1コーナーから抜け出たら次は重要なコーナーの『ミシュラン』です。このカーブはヘレスでは数少ない追い抜きポイントの1つで、右に傾けて完璧なライン取りをしながら、次に待ち受ける複数のコーナーに備えなければいけません。」
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■3コーナーと4コーナー
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「3コーナーはバイクの傾きの方向を変える必要があります。2コーナーで右にリーンしているのを、3コーナーの入り口までに素速く左に傾け直すんです。4コーナーに続くストレートなんてほとんど気になりませんね。4コーナーはすごい高速カーブです。」
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■5コーナー
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「次のシト・ポンス・コーナー(5コーナー)はすごくいい感じですよ。僕の大好きなコーナーです。バイクはほとんど地面と並行になるくらいまで傾けますね。最初は上り坂ですが、そのうち下り始めて、このコースで一番長いストレートに入ります。」

「カーブの特性を利用してうまくコーナーからうまく抜け出しておかないと、スリップ・ストリームにつかれて300メートル以内か、次のブレーキングポイントまでに抜かれる事になります。」
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■6コーナー
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「シト・ポンス・コーナーの次の一番長いストレートは下り坂で、ヘレスで最速のスピードが出る場所です。そこを過ぎたらドライ・サック(6コーナー)のブレーキング・ポイントに入りますが、ここは本当に『いちかばちか』って感じの場所ですね。」

「内側から他のライダーに交わされないように気をつけながら、しっかりとブレーキをかけます。自分にとっても、他のライダーを交わすのにはここが一番のねらい目です。」


■7コーナー
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「ここは自分のタイヤの状態をチェックするのにいい場所ですよ。なぜならここでもバイクは地面すれすれに傾いてますから、タイヤが減っている時ならスロットルを開けるだけで、バイクが横に激しく滑っていくからなんです。」

「ものすごい高速コーナーです。バイクは地面にくっつくくらいに傾けた状態ですね。」


■8コーナー
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「ここは左方向のゆるやかなカーブです。思いっきり身体を落とさなきゃいけないので、スロットルは優しく開けていかないと危険です。また、特に誰かに後ろにつかれた時には正しい走行ラインを崩さずに、そのままニエト・コーナー(9コーナー)とペルキ・コーナー(10コーナー)に向けてうまく加速します。」
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■9コーナーと10コーナー
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「ここは2つの連続した右コーナーが1つにつながっています。1つ目に飛び込む時には注意が必要で、最初に失敗すると2つ目もうまくいきません。」

「コーナー間には縁石があるので油断ができない場所ですね。ちょっとイレギュラーな感じですし、ここでもほとんどマシンは寝ているような状態です。」


■11コーナーと12コーナー
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「11コーナーは『クリビーレ・コーナー』、12コーナーは『フェラーリ・コーナー』です。」

「ヘレスではこの2つが最も重要なコーナーです。速度が時速200キロは出ていますから追い抜きは難しい上に、転倒するのにはあまりいい場所と言えませんからね。」

「12コーナーを抜けてからストレートに入る時には傾いているので難しい場所ですが、すごく重要なポイントです。」


■13コーナー
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「ドゥカドス・コーナー(13コーナー)はライン取りが難しいんです。前と後ろにライダーがいるかどうかによってもだいぶ難易度は変わってきますね。進入と脱出の、両方が難しいカーブなんです。」

「ここはコーナー出口からの脱出加速が不可欠です。特に最終ラップで他のライダーが後ろにいる時なんかは絶対ですよ。」
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■メインストレート
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「最終コーナーからの脱出がひどい時には、コントロールラインの前で交わされたりします。ストレートが短いのでMotoGPバイクだと全然休む暇なんかありませんよ。またすぐに1コーナーのブレーキングに備えなきゃいけませんからね。」
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