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第3戦バーレーンGP予選、各セッションの結果とドライバーコメント
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インテリワン編集部
  2008年4月6日

F12008年シーズンの第3戦目となるバーレーン・グランプリが、決勝レース前日となる4月5日(土)の午後に予選の3セッションを終えている。ここでは、砂漠に位置するバーレーン国際サーキットにて行われ、初日よりも突風が強く砂が多く舞い上がったグランプリ2日目の予選の流れと各ドライバーのコメント、ならびに決勝レースに向けての全グリッドを紹介する(初日の各チーム概況や関係者のコメントはこちらの記事を参照)。
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■バーレーン午後の予選開催時の気象条件

この日の午後のバーレーン国際サーキットは、気温が28〜30度、路面温度は38〜46度、湿度は16〜29%、やや雲と風はあったものの晴天に恵まれている。路面はドライ。
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■Q1の結果、佐藤選手はセッション残り4分のところでスピン

正ドライバー22名の全員が参加したQ1セッションの走行結果は以下の通り。なお、Q1セッションは残り4分のところでスーパーアグリF1チームの佐藤琢磨選手が最終コーナーでスピンを喫し走行不能となった事から一時的に赤旗中断となっており、セッション再開後は多くのドライバーが一斉にタイムアタックを開始した事からコース上が一気に混雑した。
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1) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分31秒937(3周)
2) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108 1分32秒493(7周)
3) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分32秒652(3周)
4) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分32秒750(4周)
5) ジェンソン・バトン GBR ホンダ RA108 1分32秒793(6周)
6) ティモ・グロック GER トヨタ TF108 1分32秒800(9周)
7) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分32秒893(3周)
8) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分32秒903(9周)
9) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108 1分32秒944(6周)
10) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分32秒947(6周)
11) ネルソン・ピケ BRA ルノー R28 1分32秒975(9周)
12) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分33秒057(3周)
13) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分33秒137(3周)
14) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4 1分33秒194(6周)
15) 中嶋一貴 JPN ウィリアムズ FW30 1分33秒386(9周)
16) セバスチャン・ブルデー FRA トロ・ロッソ STR2B 1分33秒415(9周)
17) デビッド・クルサード GBR レッドブル RB4 1分33秒433(7周)
18) ジャンカルロ・フィジケラ ITA フォース・インディア VJM01 1分33秒501(5周)
19) セバスチャン・ベッテル GER トロ・ロッソ STR2B 1分33秒562(9周)
20) エイドリアン・スーティル GER フォース・インディア VJM01 1分33秒845(6周)
21) アンソニー・デビッドソン GBR スーパーアグリF1 SA08A 1分34秒140(9周)
22) 佐藤琢磨 JPN スーパーアグリF1 SA08A 1分35秒725(5周)


■Q1にて暫定グリッドが確定したドライバー6名のコメント
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上のQ1の結果、Q2以降のセッションへの進出を果たす事ができずに暫定グリッドがこの時点で確定したドライバーは、17位となったレッドブルのデビッド・クルサードから22位のスーパーアグリ佐藤琢磨選手までの6名のドライバー。

■クルサード「プライムとオプションの両方で失敗」
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Q1セッションを17位で終えたデビッド・クルサードは「今日は車のバランスを快適に感じる事は一切なかったし、プライムとオプションの両方のタイヤでアタックに失敗している。オプション・タイヤでのタイムアタックの時はQ2に十分進出できるペースで走れていたが、13コーナーの入り口でオーバーステア気味になり、最終コーナーで挽回しようとしたが結果は同じだった」と説明。

■フィジケラ「今回も僅差でQ2進出がならず悔しい」
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18位に終わったフォース・インディアのジャンカルロ・フィジケラは「マレーシアでは0.005秒差だったし、今回もまたすごい僅差でQ2に進出できなかったので本当に悔しい。今日はフロントブレーキに問題を抱えており、タイムアタック時にフロントがロックした事が特に残念だった」とコメントし、予選中のマシンがブレーキに問題を抱えていた事を明かした。

■ベッテル「自分が車に運転されている」
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初日からマシンの改善が進まず19位となったトロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルは「Q1より先に進めなくて残念。昨日からずっと車のセッティングに苦しみ続けているが、まだいいセッティングが見つかっていない。今も十分に戦えるレベルには到達できていないし、車を運転しているというよりも自分が車に運転されている感じ」との悲痛なコメントを残している。

■スーティル「車の感触は上がっている」
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初日はマシンに好感触を示していたものの、予選は20位となったフォース・インディアのエイドリアン・スーティルは「今日は残り4分のところでセッションが赤旗中断となり状況が難しくなった。誰もが最後のタイムアタックを開始するところだったので、セッション再開後は走り出すタイミングが難しかったがそれはうまくいった。ただ、前回のレースの時よりも車の感触は上がっているが、ここも僅差の戦いとなり次に進む事はできなかった」と説明。

■デビッドソン「今日の結果には満足」

21位となったスーパーアグリのアンソニー・デビッドソンは「いい予選だった。車のバランスには満足できたしここでは楽しんで走れている。前方の車に離される事なく最後まで走る事ができたし、スーティルとの差は僅かコンマ数秒だった。今日は車の限界性能を使い切る事ができたのでチームとしては喜ぶべき状況と言える」と、SA08Aのセッティングの改善状況に満足を示している。

■佐藤選手「Q1を最後まで走りきれなくなり残念」
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セッション残り4分の最終コーナーでスピン、リアを壁にぶつけて走行不能となり、22位に終わったスーパーアグリの佐藤琢磨選手は「昨晩の作業のおかげで車の調子が改善されており、午前のフリー・プラクティスの時の車のバランスにはすごく満足できていた。予選の最初のアタックの時はかなり滑ったが、まあまあの走りはできていたと思う。2度目のアタックの時にはグリップが良くなり最終コーナーの直前まですごく快適に走れていたが、そこで外側の縁石と接触して大回りになり、一気に制御を失った。予選を最後まで走りきれずにとても残念だったが、レースではいいペースで走れるところを見せたい」と、最終コーナーでのスピンの経緯を説明した。


■Q2の結果、中嶋選手はQ1進出ならず

Q1セッションの上位16名により争われたQ2セッションの走行結果は以下の通り。
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1) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分31秒188(3周)
2) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分31秒718(3周)
3) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分31秒745(3周)
4) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分31秒909(6周)
5) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分31秒922(3周)
6) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分31秒933(3周)
7) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108 1分32秒159(6周)
8) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分32秒185(6周)
9) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分32秒345(6周)
10) ジェンソン・バトン GBR ホンダ RA108 1分32秒362(6周)
11) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4 1分32秒371(6周)
12) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108 1分32秒508(6周)
13) ティモ・グロック GER トヨタ TF108 1分32秒528(6周)
14) ネルソン・ピケ BRA ルノー R28 1分32秒790(6周)
15) セバスチャン・ブルデー FRA トロ・ロッソ STR2B 1分32秒915(6周)
16) 中嶋一貴 JPN ウィリアムズ FW30 1分32秒943(6周)


■Q2にて暫定グリッドが確定したドライバー6名のコメント
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予選の最終セッションとなるQ3への進出を果たす事ができずに暫定グリッドがこの時点で確定したドライバーは、Q2の11位となったレッドブルのマーク・ウェバーから16位のウィリアムズ中嶋一貴選手までの6名のドライバー。

■ウェバー「今日はこれが限界」
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セッション終盤に惜しくもQ3圏外に押し出されれて11位となったレッド・ブルのマーク・ウェバーは「Q1では最初にハードタイヤを使用し、Q2ではオプションを2セット使った。Q3進出が僅差の争いになる事は分かっていたが、フェルナンド(アロンソ)とジェンソン(バトン)との戦いが今日は厳しかったし、これ以上の結果を狙える状態ではなかった」とコメント。

■バリチェロ「ギアボックスに問題が発生しなければQ1に進出できた」
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Q2を12位の結果で終えたホンダのルーベンス・バリチェロは「今日の予選結果には満足。昨日に比べて車の改善は大きく進んだ。残念だったのはQ2の途中でギアボックスに問題が発生して作業が中断した事。あの問題さえなければトップ10は狙えた筈」と述べ、Q3への進出が果たせなかったのはギアボックスのトラブルが原因だったと説明した。

■グロック「明日は1コーナーで苦労しそう」
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開幕戦から3回連続のQ3出場の希望は叶わず、今回のバーレーンでは予選13位となったトヨタのティモ・グロックは、「Q2では最後に使用したタイヤに若干苦しんだ。最初のタイヤは調子が良かったのに、最後のアタックはアウトラップの時から好感触が得られず、風も強くなった事から完璧な走りができずにタイムを縮める事ができなかった。明日は1コーナーが大変になりそうだし本当に残念」とコメント。

■ピケ「予選の結果をレースで挽回したい」
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14位となったルノーのネルソン・ピケは「難しいとは思っていたが、今日はQ3に進出したかったので少し残念。Q2最後のタイムアタックは完璧な走りができなかったので、明日のレースではその分を挽回したい」とコメント。

■ブルデー「12位を狙うにはタイム差が大きすぎた」
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初めて走行するバーレーン国際サーキットでの予選を15位で終えたトロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーは「初めてQ2に進出できた。他のどの車も僅差のタイムを出していたので、これ以上の結果は今回望めなかったと思う。できれば完璧な走りで12位を争いたかったが、それにはあまりにも差が大きすぎた。この結果には満足して新しい車が手に入るのを今は待ちたい」と、今回の結果には満足が得られた事を述べ、近々投入が予定されている2008年型マシンへの期待感を示した。

■中嶋選手「明日は追い抜きを頑張る」
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開幕戦に引き続いてQ2への進出を果たしたものの、16位で今回の予選を終えたウィリアムズの中嶋一貴選手は「今日はあまりいい予選にはならなかった。Q2に進出できたのは良かったが、その後はタイヤと車の性能を使い切る事ができず、大きくタイムをロスする結果に終わった。ただ、少なくともこのサーキットは追い抜きが可能なので、明日のスターティング・グリッドを考えればその要素はかなり重要」とコメントし、今回の予選結果には落胆するものの、決勝レースでの追い抜きにかける意気込みを示している。
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■Q3の結果、上位10名の最終予選結果

Q1とQ2を通して勝ち残った上位10名のドライバーにより争われた予選最後のセッションとなるQ3の走行結果は以下の通り。
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1) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分33秒096(6周)
2) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分33秒123(6周)
3) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分33秒292(6周)
4) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分33秒418(6周)
5) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分33秒488(6周)
6) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分33秒737(6周)
7) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108 1分33秒994(6周)
8) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分34秒015(7周)
9) ジェンソン・バトン GBR ホンダ RA108 1分35秒057(5周)
10) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分35秒115(5周)


■クビサがチームと自身にとっての初ポールを獲得
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今回のバーレーン・グランプリにおいてポール・ポジションを獲得したのは、前回のマレーシアでは2位表彰台を獲得するなど今期は好調な走りを見せるBMWザウバーのロバート・クビサだった。今回のポール・ポジションはクビサ本人にとってもBMWザウバー・チームにとってもF1では初となる快挙だ。

■Q3直前に給油装置が故障したトヨタ
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なお、今回のQ3セッションの開始直前にトヨタのピットの給油装置が電気系トラブルにより作動しなくなるというトラブルが発生しているが、幸い最終的には機能が正常に復旧した事からヤルノ・トゥルーリは無事にQ3への出場を果たしている。


■予選上位10名のドライバー詳細コメント
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以下に、Q3進出を果たした10名のドライバーの詳細コメントをグリッド順に紹介する。

■1列目

●ポールポジション)ロバート・クビサ BMWザウバー F1.08
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本当に嬉しいです。オーストラリアではポール・ポジションのチャンスを逃しましたが、今回はうまくいきました。Q3での最初のアタックはとても順調でしたが、1コーナーで小さなミスを犯していたんです。2回目の時も9コーナーで再び小さなミスをしましたが、最初の時よりもうまく走れました。
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開幕前からコンピューターのシミュレーションや風洞試験の結果を通して車の調子がいい事はわかっていましたが、やっとここまでのチームの頑張りが報われる事になりましたね。ここまでの何ヶ月かを通して必死に頑張ってくれたチームの全員に感謝しています。

今からはここまでのデータを分析して明日に備えたいと思います。長いレースが待ち構えていますからね。


●2番グリッド)フェリペ・マッサ フェラーリ F2008
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予選をこの結果で終えた今でも、色々な観点から見てまだ自信はあります。ここまでの結果を見ても分かる通り、自分たちの車が本当に高いレベルに仕上がっている事は分かっていますからね。
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Q3では常にコースが混雑していましたが、まあそれは仕方ありません。このまま意識を集中し続けて、今使える性能を最大限に引き出せるように頑張るだけです。

ロバート(クビサ)を祝福します。彼の走りは本当に素晴らしかったです。


■2列目

●3番グリッド)ルイス・ハミルトン マクラーレン・メルセデス MP4-23
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最初のタイムアタックはまあまあでしたが、完璧ではありませんでした。車のバランスが良かったので、もっといいタイムと1列目の確保は可能だと考えていましたが、実際には僅差の争いになってしまいましたね。
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昨日の事故の影響はありませんよ。クラッシュした5コーナーでは金曜日の時よりも速いタイムを記録していますし、あの事故と今回の走りは関係ありません。昨日の事故の直後からチームは今朝の早朝まで車の準備を進めてくれましたから、本当に彼らには深く感謝しています。

これから自分のエンジニアたちと一緒にデータを分析して、明日のレースを楽しみにしたいと思います。いい戦略もあるので自信はあります。


●4番グリッド)キミ・ライコネン フェラーリ F2008
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今日の内容にはあまり満足できていませんが、4番グリッドはレースをスタートするには悪くない位置ですし、チャンスはあると思います。
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今日の午前のセッション開始直後から車のバランスが完璧とは言えず、本来走れる筈の速さに到達するまでに少し苦労したので、これからデータを分析してその原因を探るつもりです。

明日のレースにように、誰にでもポイント獲得のチャンスがある時ほど、自分は強さを発揮できると思っています。場合によっては作戦をいくらか変更する可能性もあるでしょうが、まずはレースの流れを見ていきたいですね。


■3列目

●5番グリッド)ヘイキ・コバライネン マクラーレン・メルセデス MP4-23
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車の感触はいいですよ。特にソフトタイヤを装着した時が好調ですね。ただ、もっと高いグリッド位置を確保するのに十分な速さでは走れませんでした。今日は昨日よりも風がありましたが、その影響は全く受けていなかったと思います。

全員のタイムはものすごい僅差ですが、明日のレースではいい走りができると思います。順位もさらにいくつか挽回できる筈ですよ。上位のドライバーたちとのタイム差は僅かですし、明日は何が起こってもおかしくない状況ですからね。

戦略にも自信があります。最も重要なのは過去の2戦に引き続いてポイントを獲得し続ける事ですから今回も頑張ります。


●6番グリッド)ニック・ハイドフェルド BMWザウバー F1.08
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何よりも先にロバート(クビサ)を祝福したいと思います。チームにとっての初のポール・ポジションですし、本当に素晴らしい結果ですね。ここまでの結果が得られる車を手に入れたのは本当にすごい事です。
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この事実から考えても、今回の自分の6位という結果には当然満足できていませんが、ここまでのプラクティス・セッションを通して1周回きりのタイムアタックではタイヤの性能やグリップを最大限に引き出せていなかった事を思えば、まだ最悪の結果に終わらなかっただけ良かったとは思います。

金曜日から車のバランス調整に取り組んできましたが、だいぶ状態は良くなってきています。いずれにしても、ロングランについては最初から好調なので、明日のレースを諦める理由など全くありませんよ。


■4列目

●7番グリッド)ヤルノ・トゥルーリ トヨタ TF108
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これはまさに狙っていた結果そのものです。7位はこの状況下で獲得できる最大限の成績だったと思いますよ。フェラーリにマクラーレン、それにBMWは自分たちよりも少し速かったですからね。それに今回もまた楽にトップ10入りを果たす事ができたのですごく満足です。
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Q3の直前に給油装置が電気系トラブルに見舞われてしまい、別の装置を使わなければいけなくなりましたが、最終的にはうまくいきました。車のバランスはとても良く感じますし快適ですが、あともう少しだけ改善したいところですね。

上位のチームとの差は縮まってきましたし、1列目もだいぶ近づいてきました。強風の中でのレースは大変でしょうが、予選よりもむしろレースで強さを発揮する自信はあるので、ポイントは確実に狙える筈です。


●8番グリッド)ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ FW30
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もう少し後ろのグリッドになると思っていたのでこの結果には満足です。トップ3チームの真後ろですから、8番グリッド近辺が今の自分たちの狙える最高位でしょうね。ヤルノ・トゥルーリの前ならさらに最高でしたが、彼の方が全体を通して自分より速かったです。
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レース用の車の仕上がりはいいし、予選の時よりもいい走りができる筈ですから、このスターティング・ポジションは戦略的にも悪くありません。全ては正しい方向に進んでいると思います。


■5列目

●9番グリッド)ジェンソン・バトン ホンダ RA108
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今日の予選結果には本当に満足できています。Q3に進出できたし、きれいな方の側にある9番グリッドも確保できましたから、自分としてもチームのためにも満足です。

午前中は少し苦しみましたが、予選の前に問題を解決する事ができたので午後に入ってからの車の感触は良かったです。ここではいいレースができると思っているので、明日の展開が今から楽しみですね。
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過去2回のレースから今回までにセッティングを劇的に変えるような事はしていませんし、今あるパッケージを最適化できるように頑張っているだけです。まだ自分たちにとって今の車は非常に新しいし、エアロ・パッケージも開幕戦の直前に投入したばかりのものですから、今シーズンのここまでの成果には満足できます。レースの度に進歩が得られているので、次の改良パーツが到着する次戦のバルセロナにも期待が持てますよ。


●10番グリッド)フェルナンド・アロンソ ルノー R28
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Q3に進出できて満足です。午前中にはまだ進出できるか分からない状態でしたからね。でも、予選の前にいくつか調整を加えたおかげでQ1から感触が改善されたので、Q2ではさらに攻撃的に攻める自信がつきました。
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すでに限界まで攻め込んでいたので、Q3に入ってから上位の集団と同じペースで走るのが難しい事は分かっていましたから、ここでは明日のレースに向けての準備をする事に決めました。今週もポイントを獲得できるか様子を見ていこうと思います。


■バーレーン決勝レースに向けての全グリッド

以下に、4月6日のバーレーン国際サーキットにて行われるF1決勝レースの全スターティング・グリッド(FIA暫定版)を掲載する。
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1) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分33秒096
2) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分33秒123
3) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分33秒292
4) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分33秒418
5) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分33秒488
6) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分33秒737
7) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108 1分33秒994
8) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分34秒015
9) ジェンソン・バトン GBR ホンダ RA108 1分35秒057
10) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分35秒115
11) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4 1分32秒371
12) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108 1分32秒508
13) ティモ・グロック GER トヨタ TF108 1分32秒528
14) ネルソン・ピケ BRA ルノー R28 1分32秒790
15) セバスチャン・ブルデー FRA トロ・ロッソ STR2B 1分32秒915
16) 中嶋一貴 JPN ウィリアムズ FW30 1分32秒943
17) デビッド・クルサード GBR レッドブル RB4 1分33秒433
18) ジャンカルロ・フィジケラ ITA フォース・インディア VJM01 1分33秒501
19) セバスチャン・ベッテル GER トロ・ロッソ STR2B 1分33秒562
20) エイドリアン・スーティル GER フォース・インディア VJM01 1分33秒845
21) アンソニー・デビッドソン GBR スーパーアグリF1 SA08A 1分34秒140
22) 佐藤琢磨 JPN スーパーアグリF1 SA08A 1分35秒725

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