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ペドロサがアメリカGPをキャンセル
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インテリマーク編集部
  2008年7月20日

先週のドイツGPにおいて左手の指と手首を骨折し、今週末のアメリカGP初日のセッションには苦痛に耐えて参加していたレプソル・ホンダのダニ・ペドロサが、2日目以降のセッションへの出場を全てキャンセルする事を、予選当日の午前中に正式に発表している。実際にペドロサは日本時間の本日7月20日の早朝に行われたフリー・プラクティス3と予選には出場しておらず、当然日本時間の明日の早朝6時から行われるレースには出場しない。
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■アメリカGP2日目の朝にペドロサ本人がレース欠場を決断

先週のドイツGP決勝レース翌日の月曜日に骨折したばかりの左手の人さし指と手首の手術を受け、その4日後となる今週末のアメリカGP初日2回のフリー・プラクティスに参加するという強靱な精神力を見せたMotoGPランキング現在2位のダニ・ペドロサだが、初日走行時の痛みのひどさ、ならびに2日目朝に指が腫れあがり痛みも増した状況などから、アメリカGP出場をキャンセルする決断を現地時間の7月19日(土)午前にペドロサ本人が下している。

■初日は15番手タイムを記録したが、レース完走は困難

ペドロサは月曜日に受けた手術後の2日間は経過観察のために母国スペインの病院に入院していたため、時差の大きいラグナ・セカに到着したのはアメリカGP開始前日の木曜日だった。グランプリ初日の金曜日午前にペドロサは痛み止めを打たずに21周回を走行、この時の痛みが想像を絶する激しさだった事から午後には痛み止めの注射を打ってさらに21周回を走行、最終的に19人中の初日総合15番手タイムを記録したが、初日の痛みの具合から考えて日曜日の32周回のレースを走りきる事は到底不可能だとペドロサ本人は納得、今回の決断に至ったという。
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今回のレース欠場についての発表後、ペドロサは母国のスペインに帰国しており、夏休み明けの8月17日に開催されるブルノGPからのレース復帰に向けて今後3週間は静養に入る予定だ。


■ペドロサ「少なくとも自分が納得する事はできた」

アメリカGP出場を2日目に入りキャンセルしたペドロサは、初日の状況、ならびに決断に至るまでの過程を以下の通り説明している。

写真「帰国するかどうかの決断は本当に難しいものでしたが、今は他にどうする事もできません。昨日の2回のセッションはひどく苦しい状況でした」とペドロサ。

「午前中には痛み止めの注射がなければ無理だと分かり、あまり多くの周回は走れませんでした。だから午後のセッションには注射を打ってから参加しましたが、それでもまだ痛みはひどく、休まずに連続して走ったのは9周のみですがまるで40周くらいに感じました」

「今朝起きてからは痛みがさらに激しくなり、指が腫れあがっているのを見て、レースを走りきる事は無理だと分かりました。このサーキットはアップダウンが激しく、ヘビー・ブレーキングが必要な場所や左カーブなど、負傷した手に負担のかかる部分がたくさんありますから、この体調のまま32周回も走るのは不可能です」

「少なくとも、自分自身で実際にこの状況を確認できたのは良かったと思います。家にいるだけでは、走れたのかどうかは分からなかった訳ですからね。これからの3週間は回復に使えますから、ブルノには最高の体調で挑めるようにするつもりです」

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