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ホルヘ・ロレンソが中国GPの初日午前に左のくるぶしを骨折
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インテリマーク編集部
  2008年5月2日

中国GP初日の5月2日、フィアット・ヤマハのホルヘ・ロレンソは、午前中に行われたMotoGPクラスのフリー・プラクティス(FP1)において、左足首くるぶしの先端部を骨折するという大きな怪我を負っている。


■中国GP初日午前のセッション、激しいハイサイドを喫したロレンソ
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前回のポルトガルGPではMotoGPクラスでの初優勝を飾り、最高峰クラスのデビュー・イヤー3戦目にしてポイントリーダーにという立つという快挙を成し遂げて今週の中国GP初日に挑んだフィアット・ヤマハのホルヘ・ロレンソだが、彼はこの日の午前中の走行12周目に上海サーキットの1コーナーから2コーナーを抜けて3コーナーの左カーブに差し掛かった所でリアを大きく滑らせるハイサイドを喫し、身体を空中に高く放り出されて回転してから激しくアスファルトに両足を打ちつけて墜落。すぐにサーキット内の医療センターに運ばれている。

■左足首くるぶし先端部の骨折が判明、2日目以降のセッション参加は未定

医療センター内での検査の後、ロレンソは上海市内にある花山病院に搬送され、そこで改めてMRIなどによる精密検査を受けているが、この検査の結果、ロレンソは左足首のくるぶし先端部を骨折している事が判明しており、2日目以降の予選と決勝レースに参加できるかどうかの判断は5月3日の朝に行われる予定となった。
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またロレンソは、骨折は免れたものの右足首周辺の骨も強打しており、右のかかとからすねにかけて内出血による大きな腫れが生じている。

■腕の痛みが治り、万全な体制で挑む予定だった中国GP

なお、ロレンソはポルトガルGP翌日の4月14日にはシーズン開幕時から痛みに苦しんでいた腕上がり症の緊急手術を受けており、その後の回復状況は良好だった事から、今回の中国GP決勝レースには万全な体調で挑む予定だった。


■コスタ医師「左足首だけではなく右足首にも激しい衝撃」

上海市内の病院から戻ったロレンソの治療をこの日の夕方まで引き続き行ったクリニカ・モバイルの責任者を務めるクラウディオ・コスタ医師は、今回のロレンソの怪我の状態について次の通り説明している。

「精密検査の結果、ホルヘは左足首の中央付近に位置するくるぶしの骨の先端部分を骨折している事が明らかになりました」とコスタ医師。

「さらには、右のかかと、右足首の内側の骨(距骨)、ならびに右のすねの骨(脛骨)が強度の衝撃を受け、周辺が内出血を起こして腫れている事がMRI検査の結果から分かっていますが、幸い右足に骨折個所は見つかっていません」

「彼が転倒時の足首周辺に非常に大きな衝撃を受けた事は分析の結果からも明らかですから、明日の予選と日曜日の決勝レースへの出場に関して言えば、ホルヘはかなり難しい状況に直面しています」


■ラモン・フォルカダ「明日のためにマシンは準備」
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フィアット・ヤマハ・チームにおいてロレンソのクルー・チーフを務めるラモン・フォルカダは、今回の事故原因と今後の見通しについては以下の通り語った。

「レースウイークの初日にこんな事が起こってしまい、本当に残念でなりません。わたしたちは彼が最近手術を受けた腕の回復状況を見て、彼が通常通りのライディングができる事を確信していました」とフォルカダ。

「非常にひどい転び方でした。機材がダメージを受けてしまい現在は全てのデータが失われた状態にありますから、今も転倒の原因については明らかになってはいませんが、テレビ映像を見る限りリアがグリップを失った事は判断できます」

「ホルヘが明日も走れるかどうかは分かりませんが、いずれにしてもバイクには最良のセッティングを施して明日の走行には備えておくつもりです」

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