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イルモアがライダー体制を発表
インテリマーク編集部
2006年12月19日

当初のライダー・ラインナップの発表予定からほぼ1週間が経過した昨日の12月18日、2007年からのMotoGP参戦を表明しているイルモアが、今月初旬のチーム監督発表に続き、ついにライダー2名の名前を正式に発表した。これで2007年シーズンのMotoGPのライダー体制は全て出そろった事になる。(写真下:左からマリオ・イリエン、アンドリュー・ピット、ジェレミー・マクウイリアムスの3名。イギリスのイルモアチーム施設にて12月18日に撮影。)
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■イルモアのライダー体制は2名

イルモアのMotoGP参戦における初代ライダーとしてエントリーされた2名の内の一人は、2003年のMotoGPカワサキ・レーシング・チームのライダーであり、今年はSBKヤマハ・イタリアのライダーとして、自身初のSBKでの勝利を上げたばかりのアンドリュー・ピットだ。彼は3年ぶりにMotoGPへの復帰を果たす。
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残るもう1名は、11月30日のヘレスでの合同テスト中に4コーナーで転倒し、左大腿骨と右鎖骨の骨折、ならびに左指の一部を切断するという大怪我を負い、その手術を終えたばかりのジェレミー・マクウイリアムスに決定した。
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■マクウイリアムスの怪我の影響は?

マクウイリアムスの怪我は、事故直後に一部のメディアからはライダーとして致命傷となる重傷として報道され、引退の噂もささやかれたが、幸い切断した指の一部は過去の骨折で使う事がなかった指であり、今後のレース活動には支障がないとの事だ。
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■すでに2人はチームの本拠地でミーティングを開始

イルモアの正式ライダーとなったピットとマクウイリアムスの2名は、昨日の18日にイギリスの工業都市であるノーサンプトンにあるチームのエンジニアリング施設で、2007年シーズンの計画に関する会議に出席したという。

チームはこの2名の選択理由として、先月中のバレンシアとヘレスの2回の合同テストを通してイルモアの800ccマシンであるX3の素性を彼らがすでに理解している事と、そこで示したライディング・スキルのみならず、過去の経験を買っての事だと述べた。

■経験豊かなライダーを探していたイルモア

過去にチームとしての二輪ロードレース経験がないイルモアは、初期のマシン開発時から、MotoGP経験者の意見とセッティング能力が不可欠であると考えている。

言うまでもなく、42歳のアイルランド人であるマクウイリアムスはGP界の現役最年長ライダーであり、経験は豊富だ。また、30歳のアンドリュー・ピットも、かつてはギャリー・マッコイと共に、カワサキの2003年型ZX-RRでMotoGPシーズンを戦った経験を持つ。

なお、2006年シーズンの最後の2戦にイルモアからスポット参戦を果たしたギャリー・マッコイの名前は、今回の正式発表の中には無かった。

■ジェレミー・マクウイリアムス「激務になるのがMotoGP」

ヘレスで負った大怪我の手術を12月4日に受けた後、1週間も待たずに自宅に戻ったジェレミー・マクウイリアムスは、今回の契約発表では事故の事を振り返る事もなく、ただ2007年シーズンへの覚悟を語っている。MotoGPに戻れる事が何よりも嬉しいと、マクウイリアムスはコメントした。

「新しいチームの一員になれて本当に幸せですし、MotoGPに復帰出来る事が嬉しくてなりません。」とマクウイリアムス
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「これからマリオと共にイルモアで働く訳ですが、先日までとはかなり違った状況です。彼やチームとしばらく過ごしてみて、彼の情熱と熱意が本物である事を常に感じましたし、特にノーサンプトンの施設ではそれがはっきりしました。彼は2番手に甘んじるという事ができない人間です。」

「彼は信じられないほど真剣にレースについて考える伝説の男です。彼の仕事ぶりからすれば、今後も間違いなくどんな激務でもこなすでしょう。また、来年に成し得るであろう成果について、彼は現実的に捉えています。」

「私たちのバイクはまだ造られたばかりですし、テストの時間も多くはありません。作業を進めるのが容易なマシンには違いませんが、開発を進める上で達成しなければならない課題はまだ山ほどあります。」

「まだ時間はかかりますし、大変な道のりが待っていると思いますが、今はそれが楽しみです。MotoGPとは常にそういうものですし、激務は当たり前ですからね。これが楽な世界だったら誰でもMotoGPに参加していますよ!」

■アンドリュー・ピット「以前は実力が出し切れなかった」

SBKのヤマハ・イタリア・チームにトロイ・コーサーが移籍した事でチームから押し出される形になったアンドリュー・ピットだが、思わぬ形でMotoGPへの復帰の道が開けたようだ。2003年のMotoGPシーズン中は実力を出し切れなかったとピットは語る。

「これで全ての契約手続きが終わったのでとても嬉しいです。コースに戻るのが今から待ちきれませんよ。」とピット
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「以前(2003年)は全く自分の実力が出せなかったと感じていますから、また新しいチームと有望なバイクでのチャンスが巡って来た事は最高に幸運だと思います。イルモアの本部を見てもらえれば、チームのメンバーがどれだけ真剣にMotoGPに挑んでいるか分かりますよ。」

「何もかもが、今までに見たことがない程にコンパクトですね。」

■マリオ・イリエン「2名の経験がチームを助ける」

イルモアのチーム・オーナーであるマリオ・イリエンは、ライダー2名の発表に際し、マクウイリアムスとピットのこれまでの経験が、今後のイルモアのマシン開発に向けての大きな力になるだろうと、その期待を述べている。

「チームはまだ未熟ですから、それがマクウイリアムスとピットの2名と契約を交わした最大の理由です。彼らの技術は、バイク全体のパッケージ開発を推し進めてくれるでしょうし、チームをさらに強化してくれる筈です。」とイリエン

「両方のライダーともに、多くの経験を積んできました。このプロジェクトを開始した当初から言っている事ですが、私たちは急激な速度で学習を積み上げなければいけません。マクウイリアムスとピットの2名がいれば、私たちが最初のグリッドにつくまでの大きな力になってくれるでしょう。」


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