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2006年10月27日
 
 
前回のポルトガルGPにスポット参戦し、2輪グランプリ初出場での完走とポイント獲得を成し遂げたイルモアは、本日の10月27日より開催されるMotoGP最終戦のバレンシア・グランプリにも登場する。ライダーは前回と同様にオーストラリア人ライダーのギャリー・マッコイだ。
  
■バレンシアに向けてさらなる調整を続けるイルモア 
 
来期から施行されるMotoGP800ccクラスへの参戦準備を今年は続けてきたイルモアは、ミシュランタイヤを履く新開発の800ccマシンであるイルモアX3のテストを、前回のポルトガルGPの翌日のエストリル・サーキットでも行っている。 
  
その日はあいにくの悪天候に見舞われ、多くのチームが予定していたテストをキャンセルしているが、イルモア・チームは限られた時間を最大限に利用し、今週末のバレンシアに向けてのさらなるマシン調整を行ったようだ。
  
■イルモア陣営に押し寄せた激励の手紙
  
前回のチームのデビュー後、イルモアの事務局にはファンからの激励の手紙が洪水のように押し寄せたというが、その事からも、イルモアとギャリー・マッコイへの注目度の高さがうかがい知れる。
  
多くのファンは、イルモアX3がエストリルでの走り以上の力を見せるかどうかに期待を寄せているという。
  
■ギャリー・マッコイ「バレンシアが楽しみ」
  
エストリルでイルモアにポイントをプレゼントする事に成功したギャリー・マッコイは、2戦目となるバレンシア・グランプリへの出場も楽しみだと語った。
  
「このバイクにとってバレンシアは初のサーキットですから、コースに実際に出て走らせるのが今から楽しみです。」とマッコイ。
  
「最初のフリー・プラクティスで、いくつかセッティングに変更を加える事になると思います。」
  
■マリオ・イリエン「長期戦の覚悟」
  
イルモアのオーナーであるマリオ・イリエンは、今期のMotoGPへのスポット参戦がマシン開発にとって有益だった事を述べ、バレンシアへのさらなる期待を示した。
  
「前回のエストリルでのレースウイークと翌日のテストで、間違いなくいい成果を得る事ができました。」とイリエン。
  
「まだ残課題は多くありますが、解決できると信じています。時間はかかるでしょうが、長期戦の覚悟です。今週のバレンシアで、自分たちがどこまでいけるか楽しみです。」
 
 
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