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玉田選手に熱い視線を送るTECH3
インテリマーク編集部
2006年10月26日

先日コニカミノルタ・ホンダからの離脱を表明したばかりの玉田誠選手だが、その直後からヨーロッパでは玉田選手の来期シートについての噂が大きく取りざたされるようになった。最新の噂では、来期のライダーが1名も決まっていないヤマハTECH3が、玉田選手に熱い視線を送っているようだ。

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(写真提供:motogp.com)

■可能性の低くなったダンティーンとクラフィ・ホンダ(SBK)への移籍

現在カワサキに所属する中野真矢選手のコニカミノルタ・ホンダへの移籍がほぼ確定と言われる中、玉田選手の来期の行方については以前からいくつかの噂がある。

当初に噂されていたのは、2007年からブリヂストンにタイヤを変更する事が予想されているプラマック・ダンティーン・チームへの移籍だった。しかしながら、今期をSBKで戦ったアレックス・バロスが同チームからMotoGPに復帰する事が今週の10月23日に決定し、アレックス・ホフマンが本人のホームページで契約更新をほのめかす発言をしている事から、この話の可能性は既に低い。

ダンティーンへの移籍の噂話と同時期に噂されていたのがSBKへのカテゴリ変更であり、先月まではクラフィ・ホンダでアレックス・バロスのチームメイトとして玉田選手が走るのではないかという情報も流れていた。これについても、バロスがMotoGPへの移籍を発表した事でクラフィ・ホンダが不安定な状態にあり、玉田選手自身もコニカミノルタ・ホンダからの離脱発表時の10月24日のコメントの中でSBKに転向する意志を見せていない事から、玉田選手がMotoGPでの活動を諦めない限りはあり得ない動きだろう。

■急浮上するカワサキ説とヤマハTECH3説

上記の噂以外に、玉田選手がコニカミノルタ離脱を発表した直後に流れた最新の噂には2種類ある。カワサキへの移籍とヤマハTECH3への移籍話だ。
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カワサキは若手ライダーではなく、開発経験の豊富なベテランライダーを獲得する方向にあると言われており、この時にはドゥカティーの来期シートを失ったセテ・ジベルナウの可能性が高いとささやかれた。ところが、現時点においてセテ・ジベルナウ周辺の動きは全く見えず、来期に関する噂は途絶えた状態にある。

セテが全く来期に向けての行動をしていないとは考えにくいが、高額の契約金を要求すると言われるジベルナウ陣営にとって、今は交渉を進めにくい時期なのかもしれない。場合によっては、セテが来期の1年間を怪我の療養に費やすか、そのまま引退という可能性がない訳でもない。

■ブリヂストンを履きたいカワサキとダンティーン

そこで玉田選手のカワサキ入りの可能性をヨーロッパのメディアは予測した訳だが、ここで浮上するのがタイヤの問題だ。玉田選手はブリヂストン契約のライダーとしてMotoGPに初参戦し、その翌年の2004年に好成績を収めたライダーであり、ブリヂストンを履きたいカワサキやダンティーンが玉田選手を来期のライダーの候補として取り上げるのは自然な流れだ。しかしながら、問題となるのはブリヂストンと玉田選手の2004年末の決別の仕方だ。

■ロッシとの心理戦とブリヂストンとの決別

玉田選手がミシュランに履き替えた理由には、2004年の玉田選手の絶頂期に、バレンティーノ・ロッシや彼のチーフ・メカニックであるジェレミー・バージェスが「あのタイヤなら勝てる」、「ロッシにもあのタイヤを履かせてもてぎを走らせたい」などというコメントを各方面に語り、玉田選手の当時の強さはブリヂストン・タイヤによる所が大きく、ミシュランを履いてロッシと戦った場合にはどうなるか分からないという論調を巻き起こした事が、少なくとも要因の1つとしてあげられる。

この風潮の中、「ロッシと同じタイヤを履いて戦いたい」という願いを抱くようになり、その願いをかなえた玉田選手は、2005年以降はミシュランタイヤとの相性に苦しみ、皮肉にも新たにブリヂストンを履いて活躍するドゥカティーを横目で見る事になる。ロッシやバージェスからの心理作戦に敗れたという見方もできるだろう。

■玉田選手がブリヂストンを再び履く可能性は低い?

元々、玉田選手は2003年から2005年までの3年計画でブリヂストン・タイヤのMotoGPでの開発を、ホンダのマシンで行う予定とされていたが、タイヤの成果が出始めた2年目の2004年末にミシュランタイヤへの変更を発表している。これがブリヂストン陣営に遺恨を残さなかったとは限らない。

仮にブリヂストンが玉田選手にタイヤ供給を再開したいと思っていない場合、カワサキやダンティーンへの移籍は最初から難しい事になる。

■カワサキとオリビエ・ジャックの交渉説

カワサキは現在、今シーズン中に800ccマシンの開発を担当しているオリビエ・ジャックに、来期のレギュラー・ライダーとしてのオファーを投げかけていると噂されており、どうやら玉田選手のカワサキ入りの可能性はないと見るのが正しいようだ。カワサキは800ccマシンの開発に苦戦している事も噂される事から、現時点で最も800ccマシンの状況に詳しいオリビエ・ジャックに白羽の矢を立てたとしても何の不思議もない。

では、ミシュランに苦しみ、ブリヂストンに復帰する事が難しいとも考えられる玉田選手が、新しいチャレンジを再開するとすればどのチームが最適だろうか。

■TECH3のポンシャラル監督が玉田選手にラブコール

玉田選手のコニカミノルタ・ホンダ離脱の発表と同時に手をあげたチームがいる。今期はカルロス・チェカと共にダンロップ・タイヤの開発プロジェクトを進めたヤマハTECH3のチーム監督であるエルベ・ポンシャラルだ。TECH3は中野真矢選手がグランプリ活動を最初に開始したチームでもあり、当時からポンシャラルの温かい人柄は有名だ。

アメリカのロードレースサイトであるCycleNewsONLINEが伝えるところによると、ポンシャラルはコニカミノルタ・ホンダからの玉田選手離脱の流れを受け、玉田選手獲得に向けての意欲的なコメントを述べたようだ。以下にその一部を引用する。

「玉田選手はMotoGPの4ストロークバイクで優勝経験を持つ経験豊富な選手です。彼は今日もいい走りを見せたし(ポルトガルでの5位)、狙わない筈はないでしょう?でも、今の段階では何も決定できません。まずは日本のヤマハとダンロップに相談しないとね。」

■期待の持てるTECH3への移籍話

ロッシやバージェスが何を言おうと、自らが現場で開発に貢献したブリヂストン・タイヤで2回の勝利を収めた2004年の玉田選手の実績は高い評価に値する。ダンロップ・タイヤの本格的なMotoGPクラスでの開発プロジェクトを2年目も継続したいTECH3が、タイヤ開発経験と実績を持つ玉田選手を、カルロスチェカのプロジェクト後継人として熱い視線を送るのは当然の事だ。

新しい開拓地を探したいとコメントしたばかりの玉田選手にとっても、初のヤマハとダンロップタイヤの開発は最適な環境となり、自分の好みのタイヤを目指せる事で2004年当時の走りが復活しないとも限らない。


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