★セパン2回目合同テスト初日まとめ★
2006年2月14日 ShoppingOn編集部

今シーズンに向けての最後の冬季メーカー合同テストとなった本日2月14日のセパンは、夕方から雨模様のコンディションとなった。本日、メランドリは転倒を喫しながらも、トップタイムをマークした。

路面温度は朝から45度と高温であり、昼間の猛暑を避ける為に各ライダーは早朝からコースに飛び出している。本日の最終的な気温は33度、路面温度は55度だった。

雨は午後4時頃から降り出し、一部のライダーはテストの継続を断念する程の雨量に見舞われ、本日の終盤にラップタイムを稼いでおきたかったライダーたちにとっては予定を狂わされた一日になったようだ。

午前の半ばにマルコ・メランドリは転倒したが、幸い怪我はなかったらしく、すぐにセカンドバイクに乗り換えてセッションを継続して74周回走り、初日のトップタイムとなる2分01秒66を記録した。ただし、これは前回のセパンでの自己ベストである2分01秒12よりも0.54秒遅いタイムである。

二番手タイムはレプソルホンダのルーキー、ダニエル・ペドロサの2分01秒89だ。前回まではカーボン色の黒いバイクと赤いつなぎを着ていたが、今回はやっと全身をレプソルカラーに包んだワークスライダーの姿で登場した。レプソルカラーがここまで似合うと思った方も少ないと思うが、見るからに活躍しそうな姿だ。彼も前回セパンの自己ベストを上回るには至らず、それを0.33秒下回っている。

三番手タイムはカタールから「好調」を連呼しているキャメルヤマハのコーリン・エドワーズ。今日のタイムは2分02秒00と、前回のセパンでの自己ベストと全く同じタイムである。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは今日はタイムを伸ばせず、スズキのジョン・ホプキンスの2分02秒15に続く2分02秒20と本日の5番手タイムに留まった。コーリンは今日はフロントの微妙なチャタリングを調整し、最終的に好感触を得られたらしい。ロッシはセッティングを根本から見直す事を含め、多くの問題を解決できたと語った。二人の周回数は全く同じ54ラップ。

その後には、ドゥカティーのロリス・カピロッシ、カワサキのランディー・ド・ピュニエ、レプソルホンダのニッキー・ヘイデン、TECH3ヤマハで今年セパンでの初のテストを迎えたカルロス・チェカへと続く。

ペドロサと並ぶ期待のLCRホンダルーキー、ケーシー・ストーナーだが、彼は先週オーストラリアでのトレーニング中に肩を強打しており、その痛みから本日は午前中の走行しかできなかった。午後は病院に運ばれてレントゲン検査を受けたようだが、その後の報告は伝えられていない。彼の午前中のベストラップは2分03秒40であり、9番手のカルロス・チェカの2分03秒40に続く10番手タイムとなった。

これまでの好調から一転してテストに苦しんだセテ・ジベルナウは、終日ギア・ボックスのトラブルに悩まされ、本日11番手タイムとなる2分03秒51までその順位を落としている。セカンドバイクに乗り換えて少し調子を取り戻した途端に雨という皮肉な一日だったようだ。明日はチームメイトのロリス・カピロッシと共に、シャシーと電子制御系システムのテストに集中するらしい。

トップタイムのマルコ・メランドリのチームメイトであるフォルツナホンダのトニー・エリアスは、セテ・ジベルナウと全く同タイムの2分03秒51。 その後は、KR211Vに乗るケニー・ロバーツ・ジュニアの2分03秒58。コニカ・ミノルタ・ホンダで今年初のセパンを迎えた玉田誠選手の2分03秒66、カワサキのエース中野真矢選手の2分04秒10、スズキのクリス・バーミューレンの2分04秒10、ダンティーン・ドカのアレックスホフマンの2分05秒40とそのチームメイトのホセ・ルイス・カルドソの2分05秒81。

本日からHRCのテストライダーとして復帰したタディーこと岡田忠之選手は、本日20人中19番手となる2分05秒89を記録。 カタールから注目を集めるジェームス・エリソンは2分05秒90という20人中の20番目となり、明日からの躍進に期待が持たれるところだ。

アライ:RX-7RR4 ナカノレプリカ2 フルフェイス ヘルメット フルフェイス レプリカヘルメット【001】アライ アストロTR シュワンツ GP-ProRossi Moto GPフルフェイスヘルメット Ti-TechRossi Moto GPフルフェイスヘルメット ARAI RX-7RR4 スペンサー アライフルフェイスヘルメット SUOMY SPEC-1R ビアッジ/GPイエロー