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セテ・ジベルナウのMotoGP復帰が正式決定
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  2008年10月24日

ドゥカティー・ワークスに所属していた2006年シーズンを最後にMotoGPからの引退を表明していたセテ・ジベルナウが、2年間のブランクを経て、ついに来期の2009年シーズンからMotoGP最高峰クラスにフル参戦を再開する事が正式決定した。
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■オンデ2000がMotoGPクラス参戦を発表、ライダーはセテ・ジベルナウ
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今期の2008年シーズンから125ccクラスにおいてグランプリ・デビューを果たした新生チームであり、スペインの不動産会社であるオンデ2000社をタイトル・スポンサーに持つオンデ2000チームは、今週末にMotoGP最終戦が行われるバレンシア・サーキット(リカルド・トルモ・サーキット)において、来期からはドゥカティーのサテライト・チームとしてMotoGPクラスにフル参戦を開始し、そのライダーには35歳のスペイン人ライダーであるセテ・ジベルナウを起用する事を、バレンシアGPが始まる前日の10月23日に公式発表した。
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■アンヘル・ニエトが深く関わるオンデ2000、パブロはチームマネージャーに

今年の2008年に設立され、オンデ2000KTMの名称で125ccクラスに今期からフル参戦を開始しているオンデ2000チームは、1970年代から1980年代前半のグランプリ小排気量カテゴリーにおいて連続王者として君臨したアンヘル・ニエトが大きく関わるチームであり、そのアンヘル・ニエトの友人であるフランシスコ・エルナンド(タイトル・スポンサーのオンデ2000社はフランシスコ・エルナンド・グループ傘下の企業)がチーム代表、アンヘル・ニエトの息子のヘレテ・ニエトがチーム・マネージャー、やはり息子のパブロ・ニエトが今年はライダーを務めている。
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来期からのMotoGPクラス参戦とセテ・ジベルナウの起用を今回発表したオンデ2000チームは、現行の125ccチームのライダーであるパブロ・ニエトは今期をもって現役ライダーを引退し、来期の2009年シーズンからは兄弟のヘレテ・ニエトと共に同MotoGPチームのチーム・マネージャーを務める事も同時に公表している。


■今年の7月から噂されていたジベルナウ復帰説

2009年シーズンからMotoGPクラスへのフル参戦デビューを果たす事になったオンデ2000チームと共に、2年間のブランクを経てMotoGPクラスへのフル参戦を再開する事になったセテ・ジベルナウは、今シーズン序盤に不調だったドゥカティー・ワークスから臨時の依頼を6月に受け、2009年型ドゥカティー・マシンであるデスモセディチGP9のテストライダーとしてイタリアのムジェロ・サーキットにて7月以降に2回の集中テストを実施しているが、その時点から何らかの形で2009年にはMotoGPに復帰する事が噂されていた。
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■現行800ccマシンでも速かったジベルナウ、その実力をテスト中にアピール

ジベルナウはその7月に行われた1回目のムジェロ・テストでは、今期のマシンであるGP8に乗ってケーシー・ストーナーが今年6月のイタリアGP中に残したレースタイムに肉迫するタイムを記録、マルコ・メランドリやトニ・エリアス、シルバン・ギントーリなどの現役デスモセディチ・ライダーのタイムについては大幅に上回っており、当時はマルコ・メランドリに代わって2008年シーズン中にドゥカティー・ワークスからMotoGPに復帰する事まで噂された。
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■セテの起用に自信をもって来期MotoGPクラス参戦に挑むオンデ2000

オンデ2000チームは来期のライダーとなるセテ・ジベルナウについて「かつてないほどの高い意欲で最高峰クラスに挑む非常に強力なライダー」と表現しており、その起用に大きな自信を示している。
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また、MotoGPクラスへのフル参戦決定にあたりチームは、「MotoGPクラスにフル参戦する事がいかに大変で難しい事かは良く理解しているが、わたしたちはこの機会を逃したくはなかった。今後も幻想など一切抱く事なく、真摯な姿勢で挑み続けたい。このチームは十分な競争レベルを発揮できる技術力を保有しているので、これまでのグランプリ活動における経験を活かし、将来的に全ての目標が達成できる事を願っている」と、来期からの新たな戦いに向けての抱負を語った。

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